ひっそりとほっこり「ふくや食堂」大阪市淀川区十三東


十三駅東改札口から十三駅前通アーケードを抜けて、もうちょっと歩いた辺り。
食堂があるのだ、とGoogle Mapsで情報を拾っていた。









ここか、注意していないと食堂だと認識しづらい「ふくや食堂」。
路上に看板が出てるし、入り口の足拭きマットに“いらっしゃいませ”とあるし、店だなと。
暖簾がまくれちゃってるから普通に家の入り口みたい。









飲める食堂かもしれないという期待をしていたが、アルコールの提供は瓶ビールだけだった。
俺にとって残念な銘柄のビール、大瓶と小瓶とあったので、小瓶を。
ビールのお供は、おかずケースにあった天ぷら盛り合わせ、温めはできないとのことで冷めた状態で。
訪れたのは16時台後半で、おかずは2品だけ残っている状態だった。



と、ここまで読んでくれた皆さんは、俺が落胆していると思ったかもしれないね。
ところがどっこい、そうでもなくて。
キリンかサッポロの瓶ビールがなく、日本酒もないが、おかずの温めもできないが。
小ぢんまりとして静かな店内は、なんともいえない居心地の良さがあった。
お店の人(推定ご夫婦)の人柄による、ほっこりとした空気感だったのよね。
おかず一皿200円で安くて嬉しいというのもあった。
それと喫煙可なのも嬉しい。









なんだかもうちょっと、ここで過ごしていたい気持ちになった。
しかし酒はないので、メシを食うことにしよう。
玉子丼、ふわふわ、400円という安さ。
出汁と甘さ、うまかったなぁ。



あまり目立たない場所で、ひっそりと営業してて、穴場という感じだね。
いや俺が知らなかっただけで穴場と呼ぶのは失礼かもしれないな。
俺が店に入ったときはノーゲストだったけど、あとから常連さんみたいな人の来店が2名ほどあったし。
出前の電話もかかってきてたなぁ。
お馴染みさんに愛されてる店なんだろうね。





この店に立ち寄ったのは2024年03月26日
大阪市淀川区十三東1-9-5