昔ながらの飲めるし喫える食堂「だるまや食堂」大阪市港区南市岡


<追記:2024年08月28日>
喫えないと思いこんでいたが、実は喫えた。
その喜びが大きかった「だるまや食堂」へ、再び。









盆休みかもしれない08月15日、通りすがったら営業中だったので立ち寄った。
個人経営の飲食店って、盆とか正月とかの営業パターンが読めないよね。
だからって電話確認するのも違うって気もするし、出たとこ勝負って面があるね。
まぁとにかく、開いてて良かった。









冷奴と、キリンラガー瓶と灰皿。
おかずケースの中は、今日は好みの皿がなかった。
そんなとき、冷奴の存在は助かる。









なんかもうちょっとアテを頼んで飲みたいなぁ、と思った。
前述の通り、おかずケースの中は好みではなかったし、品書きにアテになるような一品はないのよね。



そこで、親子丼のアタマを頼んだ。
実際は“アタマ”とは言ってないんだけどね、そう言っても大阪では通じないという経験則で。
だから“親子丼のゴハンなしって頼めますか?”みたいな訊きかたになったわけで、そして快諾してくれた。
嬉しい。
チューハイを一杯。



店内は、ご近所高齢常連倶楽部といった様相で賑やかだった。
盆とか関係なく平常運転って感じ。
そして店のオバチャンが積極的に客席に交じって談笑するスタイルで、面白い。
それで常連ではない俺が疎外感を、というのでは全然ない、なんか不思議な空気感なんだよね、面白い。



また寄ろう。





<初回投稿:2024年07月13日>
あいかわらず“飲める食堂”探訪が好きだ。
そしてあいかわらず店の情報はGoogle Mapsで拾って、少しずつ足を運んでいる。









弁天町からも九条からも、大正、ドーム前千代崎からも、どの駅からもそこそこ遠い「だるまや食堂」。
昔ながらの食堂だなぁという店構えを目にしたら、そこそこ歩いてきて良かったと思える。
店頭のメニューサンプル陳列も、昔ながら。









食堂の定番的なメニューが、コンパクトに押さえてあるといった印象のラインナップ。
それに加えて、冷蔵ケースに酒のアテにできる一品が用意されていた。
こちらも、そう豊富とは言えないラインナップだね。









なんか肉とモヤシ炒めた的なものを、レンジアップしてもらって、これで一杯やろうと。
キリンラガー瓶があって嬉しい。
が、灰皿はない。



禁煙なんだな、という心の準備はできていた。
なぜならGoogle Mapsに上がっていた画像で、店頭や店内に禁煙の貼り紙があるのを見ていたからだ。
重度の喫煙者である俺は、本来なら禁煙の店は好んでは行かないどころか積極的に回避する。
でも「だるまや食堂」は存在感とか雰囲気が良さげに感じて、禁煙でも行ってみたいなと思ったんだよ。
喫えないからビールを飲んだらサッサと出ようと思っていた。



ところが。
常連に違いないであろう初老の男性が、喫煙している様子が視界に入った。
えっ、どゆこと、喫えるのか、いや常連特権階級にだけ許されているのか、と脳内にハテナが飛び交った。
いや店の人に訊いてみれば判ることだ、と“タバコ喫えます?”と訊いてみた。









喫えました。
改めて店内を見回すと、禁煙の貼り紙はどこにもなかった。
なんだよ喫えるんじゃん、という喜びを噛み締めた。
そうか、一時的に禁煙になってたけど、方針転換して喫煙可に戻してくれたんだな。
こんなに嬉しいことはない。



喫えないからビールを飲んだらサッサと出ようと思っていたわけだが、喫えるんならもうちょい飲むぜ。
サバの焼いたのをいただいて、日本酒もいただいた。
はい、喫えることによって客単価が上がったわけですよ。
喫煙可による経済効果ですよ。



もうね、喫えないと思ってたら喫えたという喜びは大きくて、それだけで“また来よう”と思ったよ。





この店に立ち寄ったのは2024年06月01日
↓「食べログ」での店舗情報
だるまや食堂食堂 / 弁天町駅九条駅(阪神)ドーム前駅