正真正銘の角打ちです「西村酒店」大阪市港区市岡


JR大阪環状線弁天町駅、あんまり縁がなくて下車したことも数えるほどしかない。
ざっくり駅の南のほうに、飲める酒屋が何軒かあることはGoogle Mapsで把握していた。
そのうちの1軒を目指すことにして、iPhone頼りでてくてくと歩いた。








たどり着いたのは「西村酒店」……なんだけど、それはあらかじめGoogle Mapsで知っていたから判ったこと。
なにを言ってるかというと、屋号が見当たらないのよ、テントとか壁に屋号がない。
袖看板にもビールメーカーの名前があるだけで、店の名前はない。









町の酒屋さん、こういう個人商店って昔はたくさんあったよね、という店作り。
酒屋の立ち飲みでよくある、以前は種類の小売販売してたけど立ち飲み屋に業態変更したよ、というタイプではない。
現在もしっかり販売をしてて、その売り場の一角に立ち飲めるスペースがある、厳密な意味での“角打ち”。
正しく“角打ちできる酒屋”なので、なかなかレアだ。









既に先客として人生の先輩方が三名ほど、俺が角打ちしたいんだと判ると空間を開けてくださった。
そんなに角打ちスペースは広くない、それもまた正調なんだよね。
寒かったので、燗酒を、それとレンチンたこ焼き。
カウンター奥の棚に灰皿が積んであったから喫煙可だと思ったが、熱燗にタバコは合わないのでこのときは喫ってない。
熱燗をグイグイっとやってハフハフとたこ焼きを頬張るほどの滞在時間だから、喫わなくても平気。



なかなか出会えない、正しく“角打ちできる酒屋”だったなぁ。



この店に立ち寄ったのは2023年01月30日
↓「食べログ」での店舗情報
西村酒店立ち飲み居酒屋・バー / 弁天町駅