こんにちは、相変わらず更新が遅いせいでリアル時系列とのラグがあるブログですよ若奥さん。
3月に次いで6月にも大阪へ酒を飲みに行きました好っきゃねん大阪。
安いLCCのセールを利用して関空へ、そこからラピートで大阪市へ向かうわけですが、前回3月は仕事の用件も絡んで南海なんばで乗り換えて梅田で一件済ませてからの飲み始めであった。
が、今回はただ単に酒を飲みに行ってるので少しでも早く飲み始めたいわけです。
そんなわけでラピートを新今宮で降りて即、飲酒開始。
ちなみに新今宮駅を出てすぐのファーストサイトがこちらになります。
うわぁ、殺伐。
さて行きたい店は決まっていて、さっそく駅から徒歩5分ほどの「親子寿し」へ。
味のある外観なんだなこれがまた。
こちらは大阪では見かけない立ち食い寿司の店なんだよね。
4月に東京に飲みに行って立ち食い寿司の店に何軒か立ち寄り、ああ立ち食い寿司ってのは素敵な文化だなと思ったわけだが、関東圏の文化であり他の地域ではあんまり存在しないよねとも思ったわけです。
それが、大阪にもあるんだよという情報をネットで拾って、それは行ってみたいなと思ったわけだ。
アルミサッシの戸をガラガラと、店内は小ぢんまりでカウンター飲み。
先客は3名だったか、静かに立って飲み食いしていた。
カウンター内には若い大将、そして大将の母上であろう方がサポートしており、なるほど親子なのかと。
まずは瓶ビール、残念ながら俺が好きじゃない銘柄だったが、ヒコーキと電車を乗り継いできてのビールだからそれなりに美味しくいただきました。
中瓶480円で、安くはないけどな。
さて、寿司だ。
この店では、あらかじめ握られた寿司が並んでおり、そこから好みのものをいただくシステムとなっている。
珍しいシステムだよね。
サッと店に飛び込んでパッと寿司をつまんでサクっと会計して店を出ることができるってわけだ。
通りすがりに寿司つまむって感じに、せっかちな人には良いシステムかも、江戸っ子に適しているのかも?
あじ、かんぱち、それぞれ二貫ずつ盛られた皿をいただきました。
醤油は刷毛で塗るようになってて、ガリは牛丼チェーンにあるような紅ショウガが用意されている。
醤油とガリについては天五の「春駒」や「すし政」と同様だね。
握りはコンパクトで、あっさり味のシャリで、まぁそれほど美味しいってものではない。
作り置かれているから、シャリは人肌派の人には許容できないかもしれないね。
しかしまぁ、簡素な店構えなのもあって、本当にサッと2皿くらいだけ食って店を出るってことも許されるであろう、きわめて気軽に使えるっていうベネフィットがあると思うよ。
ちなみに作り置かれた寿司だけでなく、新規に注文することもできるよ。
玉子を握ってもらいました。
接客は控えめだが、大将に話しかけると気さくに応じてくれる。
そしてこちらは寿司を箸で食うのがデフォルトのようだが、つい癖で手で食ったら母上がそっと台拭きを差し出してくれたりで、心遣いを地味に感じる。
おしぼり、お手拭きとかじゃなく台拭きっぽかったのが、まぁ西成区らしいかな。
嫌いじゃないな、こういう寿司屋。
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