残念ながら閉店していた。
店の前を通りすがったら張り紙が。
そうかぁ前月に撤退してたんだなぁ。
足繁く通ってたわけでもないのに、こう言うのも憚れるが、残念だなぁ。
<初回投稿:2016年04月10日>
若者の街である大名にある、アメリカンな外観の店「HANEUMA」。
内装もアメリカンであるが、実は多様な使い方ができる飲み屋なんだな。
世界のビールをいっぱい品揃えしてあってビアバーのようであり、市場直送の魚介や牡蠣も楽しめて、ダイナーと居酒屋の良いとこ取りみたいな店だ。
とりあえずビールの品揃えが“売り”みたいだから、ビールを飲もうとメニューを眺めた。
しかしまぁ、いっぱいあり過ぎて選ぶのが大変だな。
サッサと一杯目を飲みたくなって、選択を放棄して生ビールを注文しちゃったダメな俺。
独りなのでカウンター席に座ったが、楽しくゴチャゴチャとアメリカンテイストだ。
“男の子ってこういうの好きなんでしょ”って感じで、俺はもう男の子じゃなくてオッサンだが、こういうの好きだ。
一方、居酒屋チックな掘りごたつ席も用意されていて、そのコントラストが面白い。
団体でガヤガヤ飲むには良いだろうね。
ビールだけじゃなく、いかにも居酒屋っぽい焼酎なんかも用意してあるから多様なニーズに応えられるだろう。
魚介は牡蠣やロブスターなど、洋風に楽しむことができる。
加えて和風に刺身なんかもある。
店主はもともと居酒屋経験があって、アメリカンな中にも居酒屋機能もしっかり持たせるコンセプトのようだ。
つーか、店主のことは昔からちょっと知ってるんでね、それで立ち寄ったんだ。
春吉と住吉をつなぐ赤い橋の近くのカフェバー、高砂だったか白金の鉄板焼き飲み屋、春吉のゴージャスなバーと遍歴があって大名に店を出したっていう流れを知っていた。
だがどうも若者の街である大名には足が向かずに不義理をしていたんだが、今回ようやく立ち寄ることができた。
常に変わっていき前進する店主は、応援したくなる人当たりの良いナイスガイなのよね。
ビールの後はジャックのハイボールを。
そこそこ席数のある店だが、カウンターに座るとパーソナルなバーのように居心地よく過ごせる。
カウンターに無料の柿ピーが置いてあるのが、なんかカワイイな。
その柿ピーを齧りながら飲んでも良かったが、アメリカンな内装なのでアメリカンなものが食いたくなった。
ステーキも良いなぁと思ったが、「厚切り!炙りベーコン」というメニューに惹かれた。
じっくり焼かれて出てきたそれは、すごいシズル感でソソる。
画像でもベーコンの厚さ、美味しそうな焼け具合が伝わるんじゃないかと思うが、これ600円ってお値打ちじゃないかな。
あ、ガッツリな食いものばっかじゃなくて枝豆とか冷奴、だし巻き玉子なんかのホッとする居酒屋メニューもありますよ。
もしかしたら、外観からイカついオニーチャンがやってる店を想像して敬遠する人もいるかもしれないが、優しげな店主の店なんで安心して、どうぞ。
俺も以前ほど大名が心理的に遠くなくなったから、また独りでフラっと立寄ろう。
↓「食べログ」での店舗情報
HANEUMA (居酒屋 / 赤坂駅、西鉄福岡駅(天神)、天神駅)