変わらず健在で嬉しい「MAD HOUSE ひろ」福岡市中央区六本松

知る人ぞ知る店、ということになるんだろうなぁ。
いわゆるDEEPな店ってやつが好きな人なら、屋号を聞いたことあるかも。
「MAD HOUSE ひろ」。

MAD HOUSE ひろ

ずいぶん久しぶり、たぶん10年ぶりくらいに訪れたが、健在だった。
うーん、以前は入り口のドアに、アフリカとかの少数民族の呪術に使いそうな仮面かなんかのオブジェが飾ってあった記憶だが、ずいぶん外観はあっさりしたかな。

MAD HOUSE ひろ

この店は、まぁ飲み屋なんだが、独特の空気がある飲み屋だ。
1970年からやっている長い歴史のある店で、開店当時の70年代の熱さが今も垣間見える店だ。
福岡では、変わった店という位置づけになりそうだ。
でも新宿のゴールデン街や、新宿3丁目の文壇バーとかに馴染み深い人なら、すごく肌が合うんじゃないかな。

MAD HOUSE ひろ

店はカウンターだけの、ぶっちゃけ古びた小さな店だ。
まずはビール、キリンラガー瓶があって嬉しい。

開店時からずっと店を仕切っているママさんは、かなり久しぶりの再訪となる俺をさすがに覚えてはいなかったが、暖かく迎えてくれた。
そりゃ、もう45年ほど時を重ねている店だ。
俺が10年ちょい前くらいに何度か訪れたことなんかは、瞬きするほどの刹那の出来事だ。

ハスキーな江戸弁が変わっていなくて、なんか嬉しくなった。

常連さんはボトルを入れて飲むようだが、俺にはボトルがないのでショットで飲める酒をお願いした。
ターキーがあったので、ロックでいただく。

MAD HOUSE ひろ

どっぷり注いでくれて嬉しい。
ウイスキーのキープをしておけば、以降はチャージ500円だけで飲めるそうだ。
俺には飲み屋にキープをする習慣はないが、キープしようかなとちょっと思った。
今回はとりあえず、健在を確認できて良かった。

【広告】Advertisement誰にでも広く浅くオススメな飲み屋でもないが、新宿とかゴールデン街が好きなら、いちど訪ねるといいよ。



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MAD HOUSE ひろバー・お酒(その他) / 六本松駅別府駅桜坂駅