博多駅東で飲み屋をもとめてウロウロ。
なんかいいかんじの店があったら入ってみようというノリで。
なんかいいかんじに古びてくたびれた外観の「かざぐるま」という居酒屋に惹かれた。
ビルの1階にあるのに、そこだけビルが建つ前からそういう姿ですみたいな不思議な感じがする。
店内は、黒光りする柱や天井の、古民家階層的な内装。
2階席があるようで、擦られて塗装の剥げた手すりが良い味わいだ。
なかなか混んでいて、カウンターに案内された。
目の前に大皿料理。
カウンターの向こうの厨房は、いろんな調理道具がガヤガヤとあって、そこで仕事をする料理人を眺めるのも楽しい。
どんどん注文が入っているようで忙しそうだが、男子スタッフたちが殺伐とせずキリキリ働いていて良い。
とにかく銘柄はどうでもいいから、徳利と猪口で酒を飲みたかった。
この日の昼に映画を見たんだけど、徳利と猪口で酒を飲むシーンが良かったので俺もそうしたかった。
俺はしばしば、そういう理由で飲むもの食べるものを選んじゃうのよね。
銘柄は覚えてなんかいなかったが、白鹿淡麗辛口だったんだな。
写真を撮っとくと、こうやって便利だぜぃ。
二合680円って安いよね。
ピンボケ画像で恐縮だが、突き出しが気が利いてる。
酒に合う煮物が升に、という見た目だけでも既に気が利いてるんだ。
大皿に盛られていたのが美味しそうだったので、さつま揚げを注文。
ふわふわと、ややカリっと、うまかった。
いい具合に混んでて見知らぬ他の客の楽しそうに飲んでる様子も肴になり、店のスタッフの接客も程よくて、良い気分で杯を重ねたな。
なんとなく良さげかも、と入ってみて、実際のところ良い居酒屋じゃないかと思ったよ。
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