そんなに深い深夜じゃないという認識の23時半頃、福岡って明け方までやってる飲み屋が多いって印象だが博多駅近辺はそうでもなくて早い時刻に閉店する店も少なくない。
それはそうだよな、大きな駅の近くだからこそ電車が終わる頃に店も閉めるよね。
まだ先客は腰を落ち着けていたし、もうしばらく飲めそうな様子だった。
もうだいぶ酔っているから軽めに飲もうと思ったが。
お通しが、ポン酒を飲みたいと思わせる気の利いたものだった。
そうなると、じっくり飲もうかという気分になる。
おすすめメニューに活あじ刺750円というのがあったので注文したら、なかなか意外に立派なものだった。
駅の裏手の、なんの変哲もないと見える居酒屋で、これが税込750円ってお値打ちだなと思ったので、ポン酒を何杯か美味しく飲めた。
他に、血迷って焼き鳥など。
魚でポン酒を飲んでいればいいのに焼き鳥を注文してしまうのはハシゴ酒の果てだからだな。
やがて、もうぼちぼち閉店です、早く片付けたいですという空気が漂ってきた。
あらかじめ定められた閉店時間が間近なのなら、片付けたいと思うのは至極まともなことだ。
さっさと飲み干して撤収することにした。
期待値は高くなかったが、まったくガッカリしないどころか、手頃で使いやすい居酒屋だなと思った。
こう言ってはなんだが、こういう特にとりたててスペシャルでもない居酒屋というのは、街には必要だと感じたな。
↓「食べログ」での店舗情報
やぶれかぶれ 筑紫口店 (居酒屋 / 博多駅、祇園駅、東比恵駅)
夜総合点–