「アベックラーメン」といえば棒ラーメンだがカップもあったのか

熊本でインスタントラーメンていうたらアベックラーメンたい!

というほどに地元に根づいている五木食品のフラッグシップですね、アベックラーメン。
ひょっとして、九州以外の人には馴染みがないかなぁ。
棒状の即席ラーメンなんですよ、いわゆる“棒ラーメン”ってやつで、福岡のマルタイラーメンとかね、きっといろんな地域にロコな棒ラーメンがあると想像するんだけど、熊本ではアベックラーメンですよ。

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今なんでんちゃクマもんの絵のついとるもんな〜昔んパッケージな素朴か味わいのあったとばってんな〜(熊本弁ぼやき)。

カップもあったとは知らなかった。
公式で確認すると2014年秋冬の新商品とのこと。
たまたまディスカウントストアで見かけて即ゲットしてみた。

パッケージはこんな感じ。
カップアベックラーメン:パッケージ
カップアベックラーメン:パッケージアップ
クマもんじゃなく、昔ながらの五木食品のキャラ。
ふむ、ネギと刻みチャーシューが入っているのか。

内容物はこんな感じ。

カップアベックラーメン:内容物

かやく、液体スープ。
棒ラーメンのほうは粉末スープなので、ここで棒とは違うのだよ棒とは、と感じる。
最近は後から入れるスープが多い気がするが、これは先に入れてくださいとのこと。

かやく。

カップアベックラーメン:かやく

あんまり立派なチャーシューとか入ってるとアベックラーメンらしくないので、これくらいでよい。

カップアベックラーメン:できあがり

さて食べてみると、ああアベックラーメンのスープの味だなぁ。
というか、スープ投入する際に封を切っただけで、ああアベックラーメンだなぁと感じたんだけどね。
透明感があり、表面に油が浮いたスープはアッサリ味で、確かにアベックラーメンだ。

が、麺が違う、そりゃストレート乾麺じゃなく、うねってる油揚げ麺だから違うわな。
いやそうなんだけど、アベックラーメンというものはストレート棒ラーメンだという長年の刷り込みがあるもんだから、これはなんだか違うんじゃないかと思ってしまう。

九州以外の方には棒ラーメンの先入観がないだろうから、あの熊本ローカルの人気商品らしいアベックラーメンのカップがあったぜ、と素直に楽しめるかもしれない。
土産にもいいかもしれない。

俺としては珍しいもん見かけた買った食った! という好奇心を満たした的な満足感があったので、よし。

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