コロッケそば、その愛。

コロッケそば、作った。

コロッケそば

とは言え、コロッケはスーパーの総菜を買ってきたのだが。
で、乾麺そば茹でてっていう、料理というほどのものではない。

コロッケそば大好きなんだが、九州では認知されてなくて寂しい。
いやマジで、友人知人に高確率で“なにそれ?”って言われるのよ、コロッケそば。

ま、九州は“うどん文化圏”なんだよね、九州っつーか西日本?
博多ラーメンが有名な福岡だって、実は意外に“うどん県”だしね。
だから、そば自体が身近ではないし、ましてコロッケそばがメニューにある店は少ない。
そんなわけで、自分で作るのである。

コロッケそばを食べられる希少な店としては、熊本に本社のある株式会社ヒライが展開する「べんとうのヒライ」がある。
正式な屋号としては「元気ダイニングヒライ」だったりするのだが、だいたいヒライと呼ばれる。
弁当、総菜を売っていて、かつイートインスペース兼食券式食堂も備えている。
かけそば220円を注文し、総菜売り場で買ったコロッケを乗っけて、コロッケそば完成となるのである。

ヒライのコロッケそば

あらかじめメニューとしてあるのではないが、コロッケそばが食べられる。
コロッケそば好きにとって、ささやかな救済となるのだ。

コロモが、そばツユにほどけてモロモロになり、油分がツユに放たれ、なんともいえん味わいになるコロッケそば。
そのような魅力を語っても“キモい”の一言で片付けられたことも何度かあった。
だが、コロッケそばへの愛は変わらないし、多くの人にコロッケそばを広めたいと思っている(要らん世話)。