えっと、飲み屋だ、ああ立ち飲みね、と思ったわけだが“踊る肉だんご”って。
俺にとってそれは、けっこうなツカミになったな。
思わず立ち寄ってしまったよ「ネオ大衆酒場 踊る肉だんご」って店。
できて間もない店なんだ、という真新しさがある。
できたばかりの清潔感と、殺風景さもあるね。
福岡には“立ち飲み”を名乗りながらも椅子があるってのが珍しくないが、ここはフロアは正しく立ち飲みだな、奥のカウンター席は座れるようだが。
品書きを見ると、アルコール類もフードも、そう豊富なラインナップではない。
おしなべて、立ち飲みらしく価格帯が安いという感じもあまりない。
あ、ただ“プレミアムモルツ(極小)100円”ってのは良いね、もうほんとちょっと喉を潤したいだけ、ってときに有り難いと思うんだ。
極小ではなく小生にした。
この店は、ナイスな若い男子スタッフが迎えてくれて店内BGMはクラブミュージック的なやつで、俺みたいなオッサンが馴染めるタイプではなく、それが“ネオ大衆酒場”ってことなんだけど。
そういうネオなんとかだったら禁煙なんじゃねーかなと思いながら店に入ったわけだが、喫煙できる店だったので俺のなかで良い評価になった。
さて、屋号にも謳ってるし、推しであろうメニューを注文してみよう。
踊る肉だんご、は赤味噌煮込みとトマト煮込みがあるんだな。
トマト煮込みにした。
けっこう野菜たっぷりで、ソースがうまくて、ソースで酒が飲めそうでもあった。
肉だんごは、まぁ肉だんご、だよねってものだった。
肉だんごをアテにレモンサワー、サワー類400円〜って安さは感じないね、そんなに。
とかいって、サクっと飲むにはそれなりに悪くない店だったよ。
それはそうと、この店のロゴというかキャラクターなのかな、ロゴかなっていうイラスト。
これって屋号の“肉だんご”と相まって、どうしても住吉4丁目あたりの特定のセクシャリティの人たちが出会いを求めて集う店を連想しちゃうな。
↓「食べログ」での店舗情報
踊る肉だんご (立ち飲み居酒屋・バー / 赤坂駅、薬院大通駅、桜坂駅)