ノスタルジックな町角大衆酒場「淡路屋」大阪府東大阪市足代新町

布施でのハシゴ酒。

布施は好きなところで、いつか寄ろうとGoogleMapsでリストに入れている酒場もいくつかある。
その中から、どこへ行ってみようかとぼんやり考えつつ歩いていたら、リストアップしてない酒場に出会した。

淡路屋淡路屋

昭和の風情が色濃く漂う「淡路屋」。
いったい何十年前から、そのままの姿でこうして町角に佇んでいるんだろうと思わせる外観。
看板も、暖簾も、味わい深いことこの上ない。
これはもう立ち寄らずにはいられない、スルーするなんて無理だ。

淡路屋淡路屋

月曜の昼下がり、カウンター席は空いていた。
良い感じの角っこに腰掛け、もう既にビールは飲んでいたからハイボールをお願いした。
だいぶぞんざいに氷がブチ込まれたハイボールの、お供にポテトサラダ。

淡路屋淡路屋

酒は安くはない。
でもそれが気にならないほど、雰囲気とか気分というのが楽しめる。
そこそこキャパのある店内のメインとなるのは、けっこう長いコの字型カウンター。
カウンターの天板は色褪せて、時の流れを感じるね。
また、カウンター内の作業スペースはけっこう広いのに、ダンボール箱とかいろいろ積み重ねてあって、あまり整理整頓されてなく感じる様子も、良い。

淡路屋

古びた照明入り看板でキリン生ビールがアピールされていて、それに“年中あります”と添えてある。
きっと昔は、生ビールを夏だけでなく年中ずっと供給するってのが簡単なことじゃなく希少だったのかなぁ、なんて想いを馳せる楽しさがある。

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俺が座ったのは焼き台の近くだったから、焼きものを注文したくなった。
豚バラ塩焼き、九州育ちの俺にはお馴染みの豚バラだ。
程よく焼けてて、塩加減も良い按配。

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伝票は既製品じゃなく、独自の発注で印刷されたに違いないやつ。
この乱数表式の伝票を使ってる酒場は、間違いないって俺の中で定評がある。

店の外も内も、いろいろ細かいところも“こういう感じ好きだなぁ”って感じる店だった。
独り黙々と飲み食いしながらも、内心嬉しいニヤニヤがとまらないタイプの酒場だった。

この店に行ったのは2019年02月17日
↓「食べログ」での店舗情報

淡路屋居酒屋 / 布施駅小路駅(大阪メトロ)新深江駅