更新をサボっていた時期の積み残し、2021年、そろそろ春の気配。
そもそも何故だったのかもはや覚えてないんだが(更新をサボって貯め込むから記憶が薄れる)、中華料理屋さんのオムライスを食いたいという欲求にかられていた。
過去に中華料理屋さんでオムライスを食った記憶はないから、何かのきっかけで“へぇ〜中華料理屋さんのオムライスねぇ”って思わせる何かがあったのだろう。
その欲求を満たそうと思った、まず検索した。
どうやら淀川区の東三国辺りにはオムライスを提供する中華料理店が複数店舗あるようだった。
この頃は新幹線で福岡と大坂を行き来する日々だったので、じゃあ福岡に向かう前に東三国に寄ればいいな、と。
うわぁ昔ながらの町角の中華屋さんだぁ、という外観の「大養軒」。
素朴、って印象もあったな、中華料理店らしいギラギラした色使いなど見当たらなくて。
素っ気ない、まであるかなという店構え、それが期待を高めるね俺にとっては。
店先のメニューサンプルのオムライスが、すごく褪色していてすごくマズそうで、でもまぁそれって長いこと町角で営業を続けてきてるってことだよね。
近隣の人々に長く愛されてる店ってことだろう。
本物のオムライスは、すごく美味しそうだった。
あざやか、こんもり、玉子たっぷり。
実際うまかったよ、ケチャップたっぷり、量もけっこうたっぷり。
なんつーか、中華料理屋さんのオムライスの魅力って、中華ならではの玉子の調理技能によるところが大きいかもしれないねって思ったりした。
多めの油で泳がせて揚げるようで炒めるようで、っていう感じかな。
あと炒飯の炒め技能もあるから中のゴハンもうまいよね。
そりゃ中華料理屋さんのオムライスはうまいよね、って納得した。
他にもメニューが豊富でさ、そんでおしなべて安いのよ。
近所にあったら嬉しいよなぁって店だった。
タイトルは“憧れ”の“中華料理店のオムライス”であって“憧れの中華料理店“の“オムライス”ではなかったんだけど、行ってみたら憧れの対象にだってなりえるなって店だったわ。
この店に行ったのは2021年02月23日
↓「食べログ」での店舗情報