かっきり1週間後に再訪。
やっぱり奥のスペースが気になって。
反対側の入り口を見つけて入ってみたら、想像したより広かった。
まぁウナギの寝床みたいではありつつも、表側の狭さと比べたらだいぶ広かった。
というか、奥のスペースってゆーか、こっちがメインの空間なのかもね。
こちらの空間も瓶ビールはなくて生だけだが、こちらは喫煙できるんだな。
そして串カツとおでん推しのようだった。
串カツって久しぶりに食ったかも。
豚、イカ、ウインナー、うずら卵。
こちらの空間のほうがパーソナルスペースを広くとれるしタバコが喫えて快適なのだが、改札側のほうが風情があって、そっちが好きかな。
<初回投稿:2021年11月11日>
桃谷の現場で仕事を終えても、桃谷では昼間から飲める酒場がないから面白くない。
だから寺田町か鶴橋へ歩いていことになるのよ、歩いて10分もかかんない。
どっちっつーと鶴橋へ向かうことが多いな、歩いていくと急に高架下の暗がりが現れるという景色の変化が好きで。
そんで暗がりの先は鶴橋駅なわけだが、千日前線に降りていく階段の傍にいきなり立ち飲み屋がある。
そのロケーションだけで、もう堪らなく好きって言いたくなる「まつ」。
シンプルに屋号だけが抜かれた藍色の暖簾も渋くてすごく良いね。
暖簾をくぐって立ち、まず瓶ビールを注文しようとしたが生しかないとのことで。
それでは、生ビール。
メニューらしいものが見当たらなかったので、アテはなにがあるか訊くと目の前のネタケースを示して“なんでも”と。
なるほどケースの中は寿司ネタであるが、それをアテでも出してくれるんだ。
それでは、まぐろアテ。
狭くって、立ってて背中に暖簾がはためく感触。
暖簾の向こうは人の往来。
店内から表を伺うと、写真のような感じ。
人の通りが途切れたタイミングを撮ってるが、実際にはひっきりなしに行き来がある。
だから、繊細な人にはもしかしたら“こんな状況で飲めない”ってなるかも。
それと、そんな風に公道場にいきなり立ち飲み屋がって状態なんで喫煙もできるとは思えなかったので、喫えるかどうかわざわざ訊かなかった。
外を伺うだけじゃなく中も伺うと、目の前はコンパクトな板場といった様相で、さらに奥には別のスペースがあるのが見えるんだけど、そちらは小綺麗な空間のようだった。
それで、寿司も食える店なんだよね。
立ちカウンターの土台部分に寿司の写真が貼ってあったし、それは判ってたし、むしろ寿司を食いたくて寄った。
暖簾には、よく見ると小さく“てっちり河庄より”とも添えてあって、それは「河庄」という店から暖簾が寄贈されたということなのか、「河庄」より出典してる立ち飲み業態ですよと意味なのか、しれは判らんけど料亭とかと同等の食材や技がある店なんだと期待させるものがあった。
鉄火巻きをお願いした。
俺は握りより細巻きが好きなのよ。
醤油は刷毛でちょちょいと塗る、大阪スタイルよ。
うん、昼酒で立ち食いで寿司、良いわ。
日本酒を召さないわけにはいかない。
握りより細巻きが好きなのは、酒のアテになりやすいからなのよ、まぁ握りでもいいんだろうけどさ。
たっぷりのガリも、また酒がすすむ。
いいなぁ、この店。
またフラっと寄りたいし、そしてやっぱ奥のスペースも気になるな。
再訪しよう。
この店に行ったのは2021年11月08日
↓「食べログ」での店舗情報
立ち呑み まつ (立ち飲み居酒屋・バー / 鶴橋駅、桃谷駅、玉造駅(JR))