<追記:2016年05月06日>
変わったと聞いてはいたが、自分の目で確認してきた。
大牟田市の「年金通り」は、「年金通り」に戻っていた。
一時期、「人情通り」ってクソみたいな名前に変えられていたのよ。
そんなファックな改称は認めたくねぇなと思っていたわけだが、そういう気持ちなのは俺だけじゃなかったようで、というか俺みたいにたまに立ち寄る程度じゃなくって日常的に「年金通り」で飲んでるオッサンやジイサンこそ改称を支持してなかったんだろうと想像するが、もとの「年金通り」に戻っていた。
いいね!
ただ看板を眺めに寄ったんじゃなく、昼下がりに開いてる店でダラダラと飲んできました。
年金通り、Still Alive.
<初回投稿:2015年03月25日>
「年金通り」は「年金通り」だろ。
この不人気底辺ブログ「タベノミー」にも、読んでくれているという有り難い人がいらっしゃる。
コメントを投稿してくださり、それで大牟田市の飲屋街「年金通り」の名称変更を知った。
ちょくちょく飲みに行ってるのに、ぜんぜん気づいてなかったよ(お恥ずかしい)。
そんなわけで、現地へ確認に行きました(単に飲みに行ったとも言える)。
そもそもここは「有明町商店街」というのが正式な呼称であるようだ。
地方紙「有明新報」を発行する有明新報社のビルの脇からアクセスすると、有明町商店街入口との看板がある。
「年金通り」というのは通称のようで、商工会議所の脇からアクセスした場所にある看板にのみ表記してあった。
が、圧倒的に「年金通り」という通称のほうが浸透しているね。
それが、いつの間にか「人情通り」という表記に変わっていたんだよね。
いや、「人情通り」とかいわれてもなぁ。
あからさまに、一部だけ差し替えましたっていう取って着けた感がありありで、とても馴染めない感じ。
はっきりした由来はないようだが、年金暮らしの人でも飲める価格設定というのと、仕事をリタイアした人のために昼間っから飲めるよう開店時刻が早い飲み屋が並んでいるから年金通り、というのが通説ではないかな。
安いといっても小料理屋やカラオケスナックより安めだよってレベルで、激安ってほどではないけどね。
俺にとっては、古くて場末感のある佇まいと昼から飲めるってのが魅力だ。
まぁ店にも客にも人情はあるだろうが、長いこと「年金通り」と認識してるから、今さら「人情通り」っていわれてもなぁ、どうにも受け入れにくいね。
ま、俺には“人情”と“優しさ”とか“癒し”とかって言葉に拒否反応あるんだよね。
なんとなく良いイメージの言葉に変えようって考えにも反発を感じるし。
福岡の「親不孝通り」は「親富孝通り」なんかじゃないし、新宿駅のガード下にあるのは「思い出横丁」じゃなくて「ションベン横丁」だろ、と言いたい。
そんなわけで俺は、これからもずっと「年金通り」と呼び続けるよ。