久留米の酒屋で店オリジナルブランドの酒を角打ちで一杯「堀川酒店」福岡県久留米市

西鉄久留米駅から歩いてちょっと、もうちょいでアーケード街って辺りに酒屋がある。
その酒屋で角打ちできるって情報を拾っていたんだが、もろもろタイミングが合わずに立ち寄れないままでした。
店休日だったり、もう終わった時間帯だったりで

堀川酒店

ようやく機会を得て角打ちを楽しんだ。
「堀川酒店」。

小さな店で、外見からするとそんなに古くない感じ。
狭い店内に短い角打ちカウンター。
そのカウンターが短くて目立たないので、先客がなければ角打ちできるとは判りにくいと思う。
俺が立ち寄ったときも先客はなく、だが事前情報を拾っていたので店内へ。
店主に角打ちできるんですかと訊くと、どうぞ、と。

ビールなどを飲んでも良かったが、せっかくの久留米だ。
城島町という酒蔵地帯がある久留米だから、酒屋の角打ちでもポン酒を飲みたい。
量り売りの酒はあるか訊くと、うちはこれだけと店オリジナルブランドの「保利川」を出してくれた。

堀川酒店

スッキリしつつ、旨味も十二分に、一杯280円也。
こういうオリジナルブランドの酒を作れるってことは、ここは酒蔵とのちゃんとした付き合いをしてる酒屋さんなんだろうなぁ。

堀川酒店

最近は昼間に角打ちに立ち寄るオッチャンとかは減ったそうだが、夏になると若い女子がビールをキュっと流し込みに一人で立ち寄ったりもするそうだ。
いいね、そういう新たな客層。

角打ちアピールはしてないようで、さりげない、っていうか本来それが当たり前かとも思う。
わざわざ飲めますと謳わなくとも、そもそも酒屋ってのは店先で角打ちできるものだ……という時代から続いてるのかなって思わせる空気があった。

「堀川酒店」福岡県久留米市六ツ門町21-1