明け方が楽しいんだけど昼に行ってみた渡辺通「弥太郎うどん」

<追記:2019年11月07日>
テレビ番組「マツコの知らない世界」で“やわうどん”をテーマにした放送を見ちゃって、やわいうどん食うなら福岡では「弥太郎うどん」なんだよな、俺にとっては。
うどん屋って認識はあんまりなかったけど(飲むところだと思っている)、思い返すと確かに間違いない福岡のうどんを体現する“やわうどん”だ、って。

弥太郎うどん

天神で仕事があったので、それを終えて21時台に立ち寄った。
この時間帯って、まだなんだよね、酔っ払いが詰めかける時間帯じゃない。
だから、空いててゆったり。

弥太郎うどん

まずビール、キリンラガー瓶があって嬉しい。
だいぶ久しぶりに訪れるから、世間の風潮に流されて禁煙になってるかもと危惧したが、そんなことはなかったぜ。
さすがだ。

弥太郎うどん

おでん、厚揚げと玉子。
これがまた、うまいんだ。

弥太郎うどん

締めに丸天うどん。
美味しかった、トタールでバランスの良い、塩っぱくなく甘くなく澄んで控えめにうまいスープ、そして麺は記憶にあった通りにやわやわ。
丸天がブリっとしててね、かなりうまい。

やっぱ「弥太郎うどん」、間違いねぇなぁ。

このとき行ったのは2019年11月7日。

<初回投稿:2015年04月29日>
福岡市で飲み歩いている酒好きなら、たいがいの者は知っているであろう「弥太郎うどん」。
ここは、明け方に盛況になる店なんだよね。

弥太郎うどん:外観

うどん屋ってより、飲み屋として多くの人が認識してるんじゃないかねー。
終電を逃して始発まで飲んじゃうとか、また飲食業で仕事明けにとかって使い方の酒飲みで一杯になる店だ。

そんな「弥太郎うどん」に、13時台に立ち寄ってみた。
さすがにガヤガヤとした酔客の喧噪は聞こえてこず、静かな様子。
昼メシを食う客のピーク(は、この店にあるのかな?)も過ぎているだろうし、静かだ。

ガラリと引き戸を開けると、先客が1組2名。
どうやら男2人のその先客は、夜の商売の人間っぽいな、飲食じゃないほうの。

さて、うどん屋だからうどん……ではなく、ビールを注文。

弥太郎うどん:ビール

キリンラガー瓶があって嬉しい。

ビールのアテはどうしよかね。朝方なら豚足とかなんとかアテがいろいろあるが、この昼間にはない。
なにかアテをと言えば見繕ってくれるかもしれないが、うどん屋の顔であるこの時間帯に、手を煩わせるのもね。
おでんがあるので、それを。

弥太郎うどん:おでん

よく煮えて、味も染みたおでん。
このとき4月上旬、もうだいぶ暖かいというか暑さの気配もある日で、もう今シーズンおでんの食い納めかななどと思いつつ美味しくいただきました。

此処にしろキャナルシティ至近「八州」にしろ、うどん屋の看板で24時間やってて明け方に酔客で賑わう店ってのが福岡に多い。
チェーン展開してる「ウエスト」もそうだしね。
うどん飲み屋とでもいう形態は、福岡独自のものなんじゃないかなーと感じるね。
ほんとそういう面でも、うどん県だよねーって思うよ福岡って。

ちなみに、この店のうどんは、優しいスープの柔いうどんだよ。
博多の、福岡のうどんを食べたい、という期待を裏切らないうどんです。

↓「食べログ」での店舗情報

弥太郎うどんうどん / 天神南駅西鉄福岡駅(天神)渡辺通駅