熊本が誇る、愛すべきヒライ。
そのヒライに新たなメニューが投入されたのだ。
「鉄板ナポリタン」。
そば・うどん、カレー、丼、ラーメンが主なメニューである印象のヒライで、ナポリタンとは斬新に思えた。
しかも鉄板かよ、気合いはいってるな、と。
これは期待しちゃうな、と。
投入されてしばらく経つようだが、ようやく元気ダイニングヒライ東町店で食べてきたよ。
【2014年11月11日追記:「鉄板ナポリタン」はラインナップから外れメニューは改訂されています】
ふむ、鉄板ナポリタン490円か。
大盛りとか、+おむすび、+ミニごはんなどあるが、ノーマルで。
食券をイートインのカウンターで差し出し、しばし待つ。
予想はしてたが、結構しばし待つ。
炒めたり鉄板を熱したり火傷に注意したり、他のメニューより工程が大変で時間かかるだろうと予想してたわけだが、実際のところ体感10分弱ほど待ったかな。
カウンターで受け取ったら必要に応じてタバスコ、粉チーズを適宜かけましょう。
タバスコ、粉チーズはカウンターにだけあり、これは混雑時にはゆっくりかけてられないなと思う。
席のほうにあればいいのになーと思うね正直なところ。
ついでに、フォークもカウンターにしか置いてないので忘れずに取りましょう。
できあがったナポリタンの画像がこちらになります。
おお、ナポリタンだ。
画像からは伝わらないとは思うが、すっげぇジュージューいってるよ鉄板が。
そしてタマゴがプルプルしてる。
火傷しないようフーフーして食べる。
ふむ、やわい。
正しく、茹で置きのスパゲティを使った、やわやわのナポリタンの食感。
ナポリタンに限っては、アルデンテであってはならないのだよ。
食べ始めても、まだまだ鉄板はジュージューいってて、鉄板のエッジにスパゲティや具材のタマネギが張り付いてコゲていくほどの熱さだよ。
タマゴを崩すと、ジュっと火がとおって、ちょっとした炒り卵みたいになる熱さ。
なのでタマゴは束になったスパゲティに絡めて、あまり鉄板に接触させないのが吉。
味のほうは、ちょっと控えめだね。
もっとこう、ケチャップとマーガリンでベタベタの、もっと言うならベッチョンベッチョンの味付けのほうが好きなんだが、そこまでベタな味ではない。
よく言えば上品なナポリタンよね、見た目もプルプルタマゴとかパセリとかでオサレ感あるし。
昭和の喫茶店的ナポリタンを期待すると、ちょっと肩すかしかもしれない。
価格は喫茶店ナポリタンより手頃に感じるし、喫茶店ナポリタンだと具材が貧弱な場合があるが、こちらは具材豊富で満足感ある。
総合的に、なかなか良いと言える。
ただ昼メシどきの混雑時には、けっこう待たされると思うんで可能なら時間帯をずらしてお楽しみください。
そしてとにかく鉄板が熱いので、お気をつけください。