とにかく内装および調度は素直にステキだと思うよ「ビオ ワルン」福岡市早良区高取

早良区百道浜の福岡市総合図書館映像ホール「シネラ」で映画を観て、さて酒でも飲むかと西新へ移動したのだが、昼から飲める店が西新では意外と見当たらない。
飲める店を求めて彷徨うには気温も日差しも厳し過ぎる日だったので、飲み屋が開く時間帯になるまで喫茶店で涼むことにした。

ビオ ワルンビオ ワルン

「ビオ ワルン」という店。
この場所って、あまり確かな記憶ではないが、以前は昭和っぽいレストランがあったような気がするなぁ。
現在の「ビオ ワルン」も、クラシカルな雰囲気を漂わす外観ではある。

ビオ ワルン

クラシカルとはいえ“古き好き昭和”ってな趣きではなく、なんだかヨーロピアンなテイストだなと店先に出された看板を見て感じた。
この看板のフローラルな装飾と、いい感じの錆び具合に惹かれた。

ビオ ワルンビオ ワルン

店内が、これまたクラシカルにヨーロピアンで、こういう空間って馴染みがない俺にはとっても非日常で、楽しい。
いやまぁ、俺みたいなオッサンが来ていい店じゃねぇなって所在のなさを感じつつも、こういう内装とか調度を眺めるのは気分が良い。

土曜の16時台、先客はわずかで、静かなフロア。
とてもゆったりと優雅にアイスコーヒーを飲んだ。

ビオ ワルン

アイスコーヒーは、俺がいつも利用する「ベローチェ」や「ドトール」とかに比べればお高いが、それは場所代だと思えばまるで気にならない。
コーヒーとタバコは切っても切れないものだが、店員さんにタバコを喫えるか訊くと禁煙ですと言われたのだが、まったく許容できる。
そういうコンセプトの店なんだと、内装や調度品に説得力があるからだ。
貧乏でヤニ臭いオッサン向けの店じゃない、というのが明確だ。
だから俺は、それに従うのに少しも不満がない。

ビオ ワルン

いやまぁ、実際のところ全然まったく俺向きの店じゃないので、また利用することはないとは思うが。
それでも、いつもの日常とは違うひとときを楽しめたので、この店が嫌いじゃない。

↓「食べログ」での店舗情報

ビオ ワルン洋食・欧風料理(その他) / 藤崎駅西新駅