久しぶりに「とき」。
変わってないなぁ。
変わってなくて嬉しい。
もっとも、隣のストリップ小屋は近いうちに閉業するとの噂もあるが。
賑わっていて、良い。
ざわざわした庶民感が持ち味。
ハイボールとチーズ。
変わらず喫煙可能で、とても嬉しい。
以前は、お店の人は高齢の女性だった気がするが、艶っぽい姐さんになってた。
そこは変わったが、それはそれで良い。
<初回投稿:2018年01月08日>
久しぶりに小倉を訪れて、まず確認したかったのが飲み屋街だ。
小倉駅南口を出てすぐの、かつて『大丸ビル名店街』の看板が掛かったビルがあり、そこを通り抜けてストリップ劇場や成人映画館のある辺り。
ビルが取り壊され周辺が再開発されたことは知っていて、いったいどう変わってしまったのか気になっていた。
思ったほどは、酷いことにはなっていなかった。
『大丸ビル名店街』の跡にオサレな商業ビルみたいなものが建って、飲み屋街へのアプローチは閉ざされたという隔離感はあるが、根こそぎ再開発されちまったという惨状ではなく、ホッとした。
ホッとしたので酒を飲もう。
ストリップ劇場「A級小倉」の隣に、以前と変わらぬ様子の「とき」が健在で嬉しかった。
朱色に白抜きで“立呑み”と大書されたテントが薄汚れていて存在感がある。
ロケーションと外観から、ちょっと入るのに勇気が要ると感じる人も少なくないかもしれない。
でも、気軽に安く飲める店だよ。
店先にアルコールメニューが金額を添えて掲示されてるから、その安さは判りやすい。
なかでもウイスキーがダブルで300円というのが俺には高い訴求力で、初めてのときはそれに惹かれて立ち寄った。
この日は立ち寄ったのが10時過ぎで、さすがに午前中からウイスキーはやめとこうとビールを注文。
表に缶ビール300円と掲示されいてそれもインパクトあるが、瓶ビールもあるんだよ。
瓶でも400円だから、安いね。
店は入ってすぐが立ち飲みカウンターで、ネタケースにはいくつか酒のアテが用意されている。
そのカウンターの向こうで、おばあはんが迎えてくれる。
奥にはテーブル席があり、このとき常連であろうオイサン、オバサンが集って飲んでいた。
時節柄、その様子は新年会かなとも思われたが、いやたぶん年がら年中いつも集ってると思う。
安さが、ぜんぜん変わってなくてすごいね。
末長く健在であって欲しいなぁ。
↓「食べログ」での店舗情報
立呑み とき (立ち飲み居酒屋・バー / 小倉駅、平和通駅、旦過駅)