料理屋さんという感じの渋い居酒屋、九品寺「福助」

熊本市中央区九品寺にはラブホ地帯があるのだが、そのエリア内で控えめに提灯がともる居酒屋「福助」。

福助:外観

ひっそりとした佇まいに、なんだか味のある飲み屋のようだと期待。
店頭の看板を見て、ああ一通りそろった居酒屋だなと確認して安心しつつ入ってみた。

福助:看板

日曜の夜だったが、カウンターはそこそこ埋まっていた。
ほぼ常連さんの様子、談笑しつつ、店内のテレビの野球中継に盛り上がりつつ賑やかだった。
飲みものや食べもののオーダーも盛んで、一人で切り盛りする女将は忙しそうだったが、ふらっと現れた一見客の自分にも笑顔で対応してくれて良い感じ。
常連さんたちがどんどんオーダーしているということは、料理が美味しいのだろうと期待が高まる。
カウンター目の前にはネタケースがあって、新鮮そうな魚や焼き鳥のネタが並んでるしね。

とか言いつつ、注文したのはビールと、おでん。
ビールはキリンラガーがあって嬉しい。
昔からの飲み屋って、ちゃんとラガーが置いてあるからいいよね。

福助:ラガー瓶

お通しは、盛り付けのきれいな煮魚、っていうか、あら。
見た目もいいし味もいい。

福助:お通し

おでんは、大根は売り切れていたので、玉子と厚揚げ。
味もよく染み、辛子と柚子胡椒とが添えてあるのは嬉しい。

福助:おでん

常連で賑わう町の片隅の飲み屋、という風情。
それでいて一見にもクローズな空気はなく、良い飲み屋だなぁと思った。

↓「食べログ」での店舗情報

福助焼き鳥 / 九品寺交差点駅水道町駅交通局前駅