この界隈には不似合いな上品さを感じる佇まい、「カルカロドン・カルカリィス」。
こじんまりとしたバーだが、調度はどこかヨーロッパ風味で壁の色は重厚かつ華やかさもある。
クラシカルに額装されたワインのおすすめメニューが目を引くが、ウイスキーが安いのでオールドクロウを。
チャージが付くが、チャームにフルーツが出されてチャージ料金を惜しいと思わない。
常連が多い様子だが、一見の俺も以後地の悪さは感じない。
常連の多くは女性という印象で、それは穏やかな印象のマスターの魅力なのかもしれない。
この店はロックなバー「ATTIC BAR」で紹介された。
マスターは以前「ATTIC BAR」のスタッフだったそうで、かつ店名がサメの学名だから、ワイルドなロック兄ちゃんの飲み屋ってのを想像したがまったく違った。
優しい感じの酒場だね。
ジミヘンのポスターとカウンターに焼酎瓶が並ぶのがミスマッチな気がしたが、まぁ完璧にキメキメの世界観を作り上げたバーよりは、気楽な気もする。
知ってると友達に自慢できそうな、ちょっと良いバーだね。
↓「食べログ」での店舗情報
カルカロドン・カルカリィス (バー / 十三駅)