朝っぱらからがっつりメシ「中華料理 上海」大阪市福島区野田


ひねもすのたり、GoogleMapsでいろんな街のいろんな店を見てまわるのが好きです。
それはしばしば、仕事からの逃避として行われ、あっちゅー間に時間が溶かされます。



すごく魅力的な、“男の子ってこういうのが好きなんでしょ”な、がっつりメシを出す店を見つけた。









最寄駅はJR野田か大阪メトロ玉川になるが、どちらからもそこそこ遠い「中華料理 上海」。
この店は大阪市中央卸売市場構内にある。
だから市場で働く人向けに03時台から営業していてるので、せっかくなので俺も朝から行ってみた。









朝08時台、客層は市場で働いているであろう人たち、出入り業者さんかな、という人たち。
たぶんピークの時間帯は過ぎていたと思う、客席の埋まり具合は5割というところだった。
ちなみに添えている画像は、お客さんの途切れるタイミングを辛抱強く待って撮ったものだよ。
実際は静かに賑わってたよ。









俺もだいたい05時には起きてて仕事してたりするんで、一仕事を終えてのビールなど。
そしてここは中華料理屋さんなので餃子だね、ビールと餃子はベストマッチだね。
たとえ好きじゃない銘柄のビールであっても、餃子のお供だと思えば許容できる。
それにしても皿が欠けていて、欠けまくっていて、人によってはこういうの無理かもだけど、俺は大丈夫。









壁にはズラリと品書き短冊が貼られている。
麺類、焼き飯や丼もの、単品の炒めもの揚げもの、定食など、あれこれいっぱい。
しかし、GoogleMapsに投稿された画像で見た、魅力的ながっつりメシは品書きに見出せなかった。
もっとも、それも織り込み済みだった。
投稿されたクチコミにより、それは裏メニュー的でありつつ人気メニューらしいことは把握していた。
そしてまたそれは“天ヤメ”という符号で呼ばれているようだというのも認識済みだった。









これが、それだ。
要は、天津焼き飯というわけなんです。
餡はかかってないけど、天津飯のアタマ的なもので焼き飯が覆われているものです。



何かの隠語のような“天ヤメ”というのも、単に天津焼き飯を略してるだけってことなんだよね。
まぁ、中途半端な意味不明の略し方だと思うが。
で、ちなみに俺は“天ヤメ”とはオーダーしなかった。
なにしろ、この店は初めてだ、常連ぶって符号を使うのは、なんかキモいと感じるタイプなの俺は。
だから“焼き飯に天津飯のアタマが乗ってるみたいなやつ”とお願いして、無事にそれで通じた。



これの画像をGoogleMapsで見て、なにこれうまそう食いてぇ、って思ったんだよね。
そして実際に、うまかった。
天津飯って、たまに具材が一切ないものに当たってしまうが、これは玉子の中にエビとかニンジンとか。
そして焼き飯にも具材があるから、かなり満たされた気分になった。
なおかつボリュームもあって、これを食ったのは8時半頃だったが、15時頃まで空腹感を覚えなかった。



満足したなぁ。
これでキリンかサッポロの瓶ビールがあって喫煙できたら最高だったが、まぁ望み過ぎか。
朝っぱらからがっつり食えて、満ち足りて一日をスタートできて良かったよ。





この店に立ち寄ったのは2023年08月01日
↓「食べログ」での店舗情報
上海中華料理 / 玉川駅野田駅(JR)阿波座駅