シアタス心斎橋で映画を観たあとって、ちょっと歩くけど難波の「大ざわ」で飲むことが多かった。
映画館はパルコに入ってるんだから地下2階の飲食店街に行けばいいじゃん、と思われるかもしれない。
でもね、どの店も禁煙なんだよ、選択肢に入りもしない。
喫えそうだという情報を事前に拾っていた「大心」に行ってみた。
この店のことは、Twitter(なにがXだよ知るかボケ)でフォローさせてもらってる人のツイートで知った。
それはランチについての情報だったが、添えられた画像からは“これは飲めるでしょ”と感じれらた。
そしてGoogle Mapsに上がっている画像を眺めると、灰皿が映ったものが何枚かあったので、喫えるでしょ。
映画館から徒歩10分弱、ビルが立ち並ぶ通りにあるんだけど、気をつけてないと見落としそう。
ビルのエントランス脇から奥へと細く長く続く通路に店がある。
通路の入り口に置かれた控えめな手書き看板に気づかないと通り過ぎちゃうかも。
店自体の入り口は“これぞ居酒屋”って風情で、好み。
壁に品書きが掛かってて、食事メニューもあれば酒のアテもあり、アイテム数が多い。
価格帯は、なかなかリーズナブルと感じた。
まずビール、キリン……だが一番搾りで残念。
でもタバコは喫えるので嬉しい。
このとき20時半過ぎ、先客はなかった。
酒のアテを何かと思ったが、大将によると“油が冷えてしまった”ので、カンタンなものなら、と。
どうやら客が途切れていたから早仕舞いモードに入っていたようだ。
じゃあ、作り置きのスパサラ。
肉じゃが温められるとのことで、じゃあ、肉じゃが。
日本酒が飲めるな、肉じゃがで。
酒は一杯400円、一升瓶から注いでくれたが銘柄は忘れちゃった。
大将はフレンドリーで“気さくなおやじ”という雰囲気。
店内の雑然とした感じ、メニュー短冊の手書きの筆致とか、昔ながらの個人経営居酒屋って感じ。
こういうの好きだから、次は早い時間帯に寄ってみようと思った。
ちなみに営業時間は11時から15時、中休みがあって17時から。
10日後くらいに再訪、シネマート心斎橋で映画を観たあと17時頃に。
一番搾りでちょっと残念だが、やっぱり瓶ビールからいきたいのよね。
お通し的に、かわきものが出てくる、前回もそうだったな。
ビールのお供に、軽く何かを、とハムエッグを注文した。
が、それはぜんぜん軽くなかった。
だいたい酒場のハムエッグって、薄いハムに玉子1個で刻みキャベツが申し訳程度に添えられてるだけじゃん。
「大心」のハムエッグは、なんかやたら気合いの入ったものだった。
もう一品、ハンバーグを注文した。
これも、やたら気合が入っていて、勢い余ってエビフライ2尾と、なんか揚げものまで付属。
ハムエッグもそうだが、野菜がこんもりで、ソースもなんだか凝ったもので。
これは酒のアテというもののレギュレーションを逸脱してると感じつつ、なんか豪快で笑えた。
まぁ物量的に瓶ビール1本では迎え撃てないので、レモンチューハイを2杯いきました。
ふむ、夜がふけるとカンタンなものしか出ないが、準備万端なときにはボリューム過多なものが出るのか。
これを踏まえて、次の機会には、ちょうど良く酒のアテになるものを注文することに挑みたい。
和風の単品がいいのかな、もしかして何度かのトライ&エラーを要するかもだが、攻略してみたいと思った。
この店に初めて立ち寄ったのは2023年11月27日
↓「食べログ」での店舗情報
大心 (居酒屋 / 心斎橋駅、長堀橋駅、堺筋本町駅)