もっと早く知っていれば良かった「酒房 大ざわ」大阪市中央区難波


振り返れば2022年の夏から、そこそこの頻度でリピートしている酒場だよ「酒房 大ざわ」。
年が明けて2023年の「大ざわ」始めは01月10日となった。









いつものパターン、まずはキリンラガー瓶から。
お供に、おでんしゅうまい。









寒い季節には揚げ出し豆腐だ(でもこの日の揚げだしは、ちょい揚げが弱いなぁ)。
ビールを飲み干したら日本酒だ。



だいぶ遡るが、なんばウォーク「大ざわ 地下西店」は利用したことがあって、まぁまぁ良いよねと思った。
大阪メトロ各線なんば駅直結のこちらは、本店ということになるらしい。
細かく言えば、本店であり「酒房 大ざわ 南店」ということになるようだ。
でも公式では「居酒屋大ざわ ミナミ店(本店)」という表記のようだ、揺れがあるな。









この店は、以前から存在は認識してたんだけど、なかなか足を踏み入れなかった。
特に理由はないんだけどなぁ、ほんと、なんとなく。
なんでなんとなく入ってみなかったのかと、今はちょっと後悔しているわけです。
まぁ、店先から得られる情報ではキリンラガー瓶があるのかわからない(一番搾りのポスター貼ってあるし)。
喫煙できるのかも、外からは判らない。
たぶんそんな理由で、なんとなくスルーしていたんだろうね。









地上からのアプローチだと、駅構内へ下りる階段の脇の、控えめな看板が目印となる。
駅の中からだと、19番出口の階段を上っていると、おもむろに店が現れるという感じ。
階段の中腹、半地下ってなロケーションなわけなのよ。









コの字型カウンターで、古き良き酒場の風情。
壁向きの席も、ちょっとだけある。
カウンターを囲んでぐるりと品書き短冊が連なって、壁面にも品書きがあるから、どのポジションからも視認可能。
アテの主要価格帯は350円前後ってところで、安いよね。









前から気になってはいたし、いっぺん入ってみよう。
そう決心して、初めてこの店に立ち寄ったのは2022年08月15日だった。









まずビール、キリンラガー瓶があって嬉しい。
そう、ありましたよキリンラガー、大瓶550円、まぁ安くはないけど普通かなってね。
そして嬉しい喫煙可だ。
この時点で、キリンラガー瓶と灰皿のある優良店だと判明したので魂の平穏はもたらされた。



このときは“まぁ初めて寄った酒場では無難にマカロニサラダ”みたいな、無難なセレクトしてるね。
客層は年齢層が高めでね、玄人の酒飲みってな御仁が多くてね、落ち着くんだよ。









ビールのあとは日本酒いってみたね、コップ酒ってのがいいんだよね。
ちなみにコップの受け皿が可愛かったよ。









酒のアテに、はもかわ、渋めのもん注文したね俺。
そして出ました、伝票が乱数表みたいになってるやつ、これ使ってる酒場は“安定と信頼の”って思うの。









我ながら脈絡のない飲み方をしてるなと思うが、日本酒のあとにハイボール。
つまみにチーズクラッカー。
なんだろね、手探りしてたんだろうね俺、この店ではどう楽しむのが最適解かって。









半月ほどで再訪、シネマート心斎橋で映画を観たあと飲むのに良いね場所的に、
毎度、キリンラガー瓶からスタート。









きずし、炙ってあってさぁ、それと盛り付けが何気に美しい。
揚げ出し豆腐、小ぶりにカットされた豆腐がキツネ色の衣を纏って。









うん、日本酒だ、この店は酒を美味しく飲むためのアテが充実してるなと認識。
まぐろ中落ちなんかをダメ押しで注文すると、そりゃもうグビグビと酒が進む。



もうすっかり好きになっていて、“なんだよ、もっと早く知っときゃ良かったじゃん「大ざわ」の良さ“って。
過去の自分を叱ってやりたい想いとかあったね。









焼き鳥なんてのも、いいね。
だし巻き、これはけっこう品切れしてることが多い印象。









中落ち、きずし、これらはよく注文するほうかなぁ。
このときは、きずしの炙りが弱く、ってか炙ってなくないかって感じだった。
この頃はもう、カウンター内のメンツが板場も接客のおばちゃんもローテーションしてるなと気づいてて。
失礼ながら、このときはハズレだって思っちゃった。









赤ウインナーなんてのも、いいね。
この日は、だし巻きあったね、大根おろしが付いてきたね。
やっぱ提供される料理に、差異があるんだよね、カウンター内のメンツによって。









つくね、焼いたの。
そして、ちゃんと炙ってあるきずし。
やっぱ波があるのよね。
でもまぁ、波があるから飽きない、まであるかもだ。









揚げシューマイなんてのもビールによし。
そして、だし巻き、この日はアタリだった。
接客ポジションのおばちゃんに品切れって言われたんだけど、けっこう若めの板さんが焼いてくれたんだよね。
ええよ、焼いたるわ、ってな風にね。
できたてホヤホヤだし巻きは、やっぱ絶品だ。
俺にとっては、若い兄やんが厨房担当の日が、アタリだね。









そんなこんなで、そこそこ寄ってる「大ざわ」。
波がある、なんてディスするようなことも書いたけど、いやいや気に入ってるんだよ。
俺が好きになる酒場の条件は、まず昼間っからやってて喫煙可なことで、それは軽々とクリアしてる。
あと土日祝もやってんのよ、たぶん年末年始を除いて無休かなっていう“いつもやってる”感。
難波で飲むなら「大ざわ」が間違いねぇな、って思ってるよ。
これからも、ぼちぼち寄らせてもらいます。



この店に最初に立ち寄ったのは2022年08月15日
↓「食べログ」での店舗情報
大ざわ 南店居酒屋 / 大阪難波駅なんば駅(大阪メトロ)難波駅(南海)