店も味も濃いユニークなラーメン「担担」大阪市淀川区十三東


豚骨ラーメンを食べたくてGoogle Mapsで見つけた良さげな店に行ってみたが、休業していた。
落胆の気持ちを紛らわせるため目に止まったバーに入って、酒を飲むついでに豚骨ラーメン情報を収集。
おすすめされたのが十三東駅前商店街にある「ら〜めん担担」。









店の前まで行ってみると、人気店らしく何人かが入店待ちをしていた。
いつもならそこで諦めるのだが(待ったり並んだりするのが嫌い)、せっかくおすすめしてくれたんだし、待つ。
マスコットキャラクターがかわいいな、とか思ってるうちに10分も待たずに店内に案内された。









待ち客をさばいたりフロアを担当する女性と、調理担当の男性と、ご夫婦でやってらっしゃるのかな。
大将であろう男性は、ひたすら黙々とラーメンを作り続けていた。
俺は何もオーダーをしていないが、俺の分のラーメンも作られている。
メニューはラーメンのみ、だからオーダーという行為は発生しないわけなのよ。
ラーメンの提供直前に、大将が“ごはんどうしますか”と訊いてくれる。
ごはん無料なんだよ(2杯までいけるらしい)、俺は辞退したけど。



ラーメンは、塩味が強めの、醤油豚骨といった印象で、スープでごはん食えるやつだなと。
卓上には無料のキムチ、ニラの辛いやつ、ニンニク、紅ショウガがあり、キムチやニラでもごはん食えるな。
そりゃ2杯いっちゃう客も少なくないだろうねと思った。
飲んだあと締めに食うとするなら、酔った頭にもバキっと味を感じるラーメンとも言えるね。









福岡で暮らしてた俺は、豚骨ラーメンにトッピングするなら辛子高菜で、キムチやニラは違和感がある。
なので、紅ショウガだけちょっとトッピング。
豚骨だけど博多ラーメンからはちょっと遠く、でもこれはこれでうまいじゃん味が濃いけど、という感想。
大きめで食べ甲斐のあるチャーシュー、脂がトロトロでたまんない。



なるほど人気店だと納得。
メニューが単一、独自の決まり事があるなど、クセのあるラーメン屋と言えるが、クセなんか気にならない。
ラーメン800円というのも、昨今の相場からすると安めだよね。
ラーメンとごはん2杯とキムチ、ニラ、ニンニク、紅ショウガとで800円と考えると格安だ。
また行きたいかもしれない。





この店に立ち寄ったのは2024年03月26日
↓「食べログ」での店舗情報
十三ら~めん担担ラーメン / 十三駅