<追記:2020年08月30日>
馴染みの店だからこそ、行くたびにブログに書いたりしない「めでた屋」。
もうだいぶ、付き合いも長い。
ここが好きなのは、もはや福岡市内では希少な、“昭和の酒場”だからだ。
そりゃあ今はブームで“ネオ大衆酒場”とかが何軒もオープンしてるけどね、それは現在の若者に向けた営業スタイルであって、俺みたいな昭和の遺物であるオッサンのための店ではない。
福岡って新しもの好き、熱しやすく冷めやすい、そういう土地だよな。
だから俺なんかは、わずかに残った古くからの酒場を愛でるしかない。
まぁ、ここも創業何十年とかの老舗ってわけではないが、それでもそこそこ長いことやってるなぁ……20年くらい?
赤星、お通し。
安定の喫煙可。
大将と、他愛のない世間話とか、酒場の情報交換とかしながら飲む。
この夜は、ユーチューバーの話なんかしてたな。
ユーチューバーやって、小銭が稼げるといいなぁ、なんて話。
うん、まぁ俺も興味がないわけではない。
けど手を出すのが億劫で、それに広く一般に好まれるようなコンテンツを作り出せる気もしない。
そう思って手をつけずにいたけど、いや、あんなもん軽いノリでやったらいいじゃん。
そもそもこの「タベノミー」だって、広く一般に好まれるようなコンテンツじゃないんだけど、好きでやってるだけだもんなぁ。
そう考え直して、動画を編集して、YouTubeにアップしてみた。
チャンネル登録お願いします(小銭が欲しいです<=結局それかよ)。
<初回投稿:2015年06月10日>
福岡市中央区渡辺通「めでた屋」は、缶詰バーを標榜しており缶詰好きにとっては全国区レベルで有名な店だろう。
そこそこ馴染みの店で、先日また行った。
以前に立ち寄ったときに、東京酒場巡りに行くって言ったら立ち飲み屋がいっぱい載ってる本を貸してくれてたんで、それをお返ししようと。
この日は福岡でハシゴ酒、ここで6軒目。
けっこう酔ってきたがビールでリセットだ。
赤星、いいよねぇ。
ビールを飲みながら、東京ではどんな飲み屋に行ってきたかって話を大将としたり。
東京から出張でというお客さんと、神田「三州屋」の素晴らしさについて話したり。
お通しのポテサラをつまみに男梅サワーを2杯。
つーか2杯目は、1杯目に乙類焼中と炭酸だけを足してもらったんだけどね、そのくらいの梅テイスト濃度が好きだな。
お借りしてた本を返すと、入れ替わりにまた本を貸してくれた。
そのタイトルを見て、ちょっと絶句したね。
「東京朝呑み散歩」ってか。
そういうテーマでムックが編集できるほど、朝から飲める店があるってのか。
“都内で朝から美味しく呑める主要100店”だってよ。
そんなにあるのか、ってか“主要”て……。
そしてこういう企画が成立するほど、需要があるってわけだよなぁ。
都会はスゲぇとこズラー 謎ズラ謎ズラー
こういう本を貸してくれて、俺に朝酒巡りをしに行けって唆してるんだな。
いや行きたいけどね。
またLCCの安いチケットが買えりゃ行きますよ、うん。
ところで、店先の看板が新しくなってたんだよ。
パッと目につく、センスの良いデザイン。
どういう店かってのも直感的に伝わる、良い看板だね。