<追記:2024年05月22日>
この店ね、以前は喫煙できたのよ。
それが2020年01月06日から禁煙になっちゃってね、すっかり足が遠のいてたのよ。
久っさしぶりに行ってみたら、何かの間違いとか気の迷いで喫煙可に戻ってないかな。
そんな、有り得ようもないことを思いつつ店を覗いたら、うん、がっつり禁煙でした。
そりゃそうだろ、ってね。
平日、16時を回ろうかという時間帯、店内そこそこの賑わい。
これから勤め人の退社時刻を迎えて、さらに盛況となるだろうと予感させた。
禁煙になっても店は続くし、多くの客が支持して非喫煙者の常連が定着するということであるなぁ。
重度の喫煙者である俺には残念ではあるが、非喫煙の酒飲みにとっての楽園もあって然るべしだもんなぁ。
喫煙とかはどうあれ、梅田という土地にあって、こんな風情のある立ち飲みは希少なことは揺るがない。
末長く続いたら良いなぁと思う。
<初回投稿:2019年06月14日>
大阪駅前第1ビルに、飲める酒屋があることは知っていたが、なかなか立ち寄る機会を得られずにいた。
土日祝が休みだから、在住地の福岡から大阪を訪ねる際には利用しにくかった。
だが、大阪に常駐してる今なら行ける。
こちらが目的の「ウエダ商店」入り口。
大阪駅前第1〜4ビルは地下にたくさんの飲食店があるが、こちらは地上1階。
この入り口はビルの外、ビルの中にも入り口がある。
ビルの中の入り口は雑然として、たぶん酒屋なんだけど店内での小売りより、発注を受けての飲食店への配達が主な業務なのかなと思わせる様子。
札が下がってて、立ち飲みできるのは15時半からだと判った。
よし、もう飲める時間だ。
店内は酒屋という様子はなく、年季のはいった立ち飲み屋という風情。
ごちゃごちゃしていて、それが良い。
奥には広めのフロアもあるが、そちらは退勤後の勤め人グループが大挙して押し寄せるスペースだろうから、独りの俺はカウンターへ。
年季のはいった女性スタッフ数名で切り盛りされていて、そのうちの一人が“社長”と呼ばれてたんだけど実際に社長なのかしら。
こちらは日本酒がいろいろ飲めるようだった。
まず「櫻正宗 純米 焼稀」ってのをいただいた。
飾り気のないコップで、表面張力いっぱいに、330円。
調理されたアテも豊富に揃う。
あなきゅう280円也、これはだいぶ砂糖甘いね。
月曜の16時台、まだ客はまばらで静かな時間が流れる。
ここはロケーション的にキタの一等地なんだろうが、ぜんぜんそんな気がしないのが面白い。
どこかの下町のようだ。
また夜になれば満員盛況で、違う空気になるんだろう。
もう一杯、「魚沼」の純米300円をいただいて、満足して撤収。
立ち飲み、角打ちっていうのもだいぶ若い世代にも浸透してきたと思うが、ここはちょっと敷居が高く感じるかもね、若い人には。
ずっとそういう空気であって欲しいと、わがままにも思った。
↓「食べログ」での店舗情報
ウエダ商店 (立ち飲み居酒屋・バー / 西梅田駅、北新地駅、梅田駅(阪神))