ああ“せんべろ”という言葉が伝播してきたのかと、福岡にもそういう店ができたのかと、存在を知って“ふ〜ん”と思っていて、実際に行ってみる機会を得た「せんべろロケット」。
もちろん、出来立ての新しい店だ。
そもそもが、福岡には新しい店だらけだ……というのは、古くから続く酒場とかってのは残ってないのが福岡という土地だ。
赤星があったのは良い。
推してる名物メニュー的な、“映える”的なものは撮影してみたが注文する気にはならなかった。
繰り返しになるが、福岡には古くから残ってる酒場ってのは、ほとんどない。
大衆酒場とか大衆食堂というようなもののことだ。
福岡市について言えば“正しく”大衆酒場と呼べるのは博多駅筑紫口の「寿久」と中洲の「酒一番」くらいだな。
“昔ながらの”という良さを残せるほどには都市のキャパが足りないのか、新し物好きな気質の土地なのか。
そんな福岡に“せんべろ”というのが流行って、企業系がマーケティング主導で出店する店が現れる。
そういうノリは、俺には楽しめない。
↓「食べログ」での店舗情報
酒場劇場 せんべろロケット 駅東製作所 (居酒屋 / 博多駅、東比恵駅、祇園駅)