看板のだし巻きに惹かれて「酒の松久」大阪市旭区森小路


阪急相川駅の最寄りに用事があって出かけ、帰りは相川へは戻らず大阪メトロ今里筋線井高野駅へ。
なんでかっていうのは、太子橋今市駅で降りて千林に寄り道したかったので。
つい1週間ほど前に行ったばかりだが、もっと掘ってみたいなと魅力を感じていたんだよね、千林。
例によってGoogle Maps調べで行ってみたい店もあったが、とりあえず漠然とうろうろしてみた。
太子橋今市から今市商店街とかだらだら歩いてみた、っつーか商店街が多いねこの辺りって。
ノープランで歩いてたら、もう千林ってより森小路だろってとこまで来ちゃってた。









髑髏モチーフのクエルボのポスターに挟まれて“SAMURAI ROLL”と書かれた看板に目がとまった「酒の松久」。
どうやらSAMURAI ROLLというのは、だし巻きなんだな(大好きです)。
この看板の写真を撮っていたら店内から“いらっしゃいませ、どうぞ”と声をかけられたので、いらっしゃいます。
飲める店みたいだからね。









まずビール、サッポロラガー瓶があって嬉しい。
つーか、生は一番搾りだが瓶はキリン、サッポロがきっちりラインナップされて、良いねぇ。
そして嬉しい喫煙可。









だし巻きを当然ながら注文したが、今から作るんで時間かかります、その間になにかつまみますか、と。
アルコール類は手元メニューで確認できたが、食べものは壁に品書き短冊が貼られているが手元メニューはない。
そこそこ広さがあって壁まで遠いから、あんまりよく見えない(老眼&近視で世の中がよく見えてないんだ)。
それを察して、大将が口頭でいくつかオススメを挙げてくれたので、そのなかからアジのたたき。
これが、なかなかの一品だったね、鮮度も良かったしね。









しばし待って、だし巻きの登場。
きれいな黄色、あらかじめ江戸前寿司のツメみたいなのがかかっての提供。
ふわっふわ、だしジュワってタイプではなく、わりとソリッドな感じだが、素直にうまかった。









厨房を囲んでコの字カウンターっていう、正しく大衆酒場な造り。
大将夫婦とスタッフと、みんな気さくでフランクな接客。
もともとお爺ちゃんがやってた店で、大将は小5の頃から手伝ってて、だし巻きを巻いて38年だそう。
なんか、ざっくばらんな空気感で、楽しく飲めたよ。



この店に立ち寄ったのは2023年02月04日
↓「食べログ」での店舗情報
松久居酒屋 / 森小路駅千林大宮駅千林駅