おでんが恋しい季節ではもうないんだけどせっかくだから「丸健水産」北区赤羽

赤羽1番街にやってまいりましたよ。

赤羽1番街

有名な「まるます家」がある通りであり、路地に入ると生活感のある商店が並び、小学校もあって暮らしと密接しているんだよね赤羽1番街。

おでんダネを売りつつ、その場で立ち食いできる店があるとネットで情報を拾っていた。
まだ4月、そこまで暖かくもなく上着は手放せないという日もありながら、もう春から初夏へと季節はシフトしているとも感じる時期だったが、この日はもう夏日ってな感じの気温であった。
だから、おでん食いたいなって気分でもなかったんだが、せっかくだから立ち寄りました「丸健水産」。

丸健水産:外観丸健水産:外観

店先の立ちテーブルで、何組かの客がおでん食って酒飲んでるね。
アルコールもいくつか種類を用意してるんだね。

丸健水産:メニュー

さて、何だったか賞をとって日本一だったっけかの絶品はんぺん、それを食ってみねばなるまい。
単純に俺は、はんぺんが好きだし。
九州では、おでんにはんぺんが入っているのをあまり見かけず、不当に認知度が低いのだよね、はんぺん。
美味しいのに、みんなもっと食えばいいのに、はんぺん。
あと、やはり九州で認知度の低い、ちくわぶ。
この二つを注文してみましたよ。

丸健水産:おでん丸健水産:おでん

ふむ、はんぺん、うまい。フツーにうまい。
絶品とまでは正直思わなかったんだけど、はんぺん美味しいです。
それよりむしろ俺にとっては、ちくわぶが絶品だったよ。
実は、今まであんまり美味しいと思ったことはないんだよね、ちくわぶってさ。
自分でおでん作るとき入れてみたりしたが、どうにも美味しいと思えず、うどん粉の塊にすぎねぇじゃんとか感じていたんだよね。
だが、此処のちくわぶは、美味しかった。
もしかして、火の通し方とかの問題かしら、九州人の俺には上手に扱えずにいたのかもしれんね。
いや、この店の、おでんダネとしてのクオリティが高いから美味しいのかもしれないけど。

丸健水産:酒

酒はカップ酒を、東京都内唯一の酒造「小山酒造」の、マルカップを。
うん、フツーにうまいです。
ところで、通はマルカップを飲んで少しだけ残しておいて、おでんスープをそこに注いでもらうという飲み方をするのだという情報も拾っていた。
けどね、やってみようとは思わなかったわ……美味しいって気がしなくて。

ちくわぶの美味しさを知り、未知と出逢ったわけだが、未知の酒おでんスープ割りには出逢わずに済ませた。
もしかしたら、勿体ない機会損失だったのかもしれないが、生きてりゃまた機会もあるんじゃないかってことで。

それにしても買ってその場で食う客ばかりのようだが、ちゃんとタネだけ売ってもいます。

丸健水産:外観

近所で暮らしてる人は、買って帰るんだろうね、晩酌のアテとかに。
俺も含めた観光客の立ち飲みが目立ちつつも、生活密着感もあるよなぁって店でした。

↓「食べログ」での店舗情報

丸健水産おでん / 赤羽駅赤羽岩淵駅