さてこれから大井町か新橋かって次の街への移動を考えてたんだが、TwitterのTL上で大塚の「立飲みコーナー大つか」が6月で閉店する予定であると知った。
むむっ、実は前々日の土曜日に大塚を巡っており、そのとき「立飲みコーナー大つか」にも向かったんだが閉まってて。
あれ日祝休で土曜は営業のはずだが臨時休業か、今回は縁がなかったかな次に東京に来る機会にでも、と思ってたのよ。
だが6月に閉まるっていうんじゃ次の機会はなさそうだ、というわけで急遽また大塚再訪。
はい、こちらが「立飲みコーナー大つか」でございます。
性風俗店が立ち並ぶ通りにあるから、人によっては行きづらい店かもね。
赤い提灯は気軽にウェルカムな感じだね。
さっそく店内へ、平日の16時台、そんなに混んでないな。
さて飲みものはライムサワー260円也を注文しました。
どうですか、この緑色。
近頃あんまり目にしない、ケミカルな色、そしてケミカルな香料の香り。
なんかもう懐かしいなー、こういうの20年くらい飲んでないかも。
さらに、こちらではカウンター上にサントリーライムの瓶がポンと置いてあるんだよ。
ケミカルなライムサワーを、お客さんのお好みでもっとケミカルにすることもできるんだよ。
なんかスゴいよね、こういうサービス見たことないよ。
俺はちょっとサントリーライム入れようとは思わないけどね、入れる人もいるんだねぇ。
いやいや、違うよな、ライムサワーにサントリーライムを追加投入するわけじゃないよな、たんなるチューハイとかサワーを注文して、途中で味を変えて楽しむために用意されてるんだよな、うん普通に考えればそうだな。
ちょっと何十年かぶりにサントリーライムを見て、なんか冷静な思考力を失ってたわ。
しかしサントリーライム、俺は若い頃はカクテルに凝ってて、その頃は絶対に許せねぇ!と思ってたんだよね。
そんなの使うのはカクテルじゃねぇ! とか思ってたんだよ。
サントリーライムとかコンクとか嫌悪してたわ。
だが歳をとって俺も丸くなったのかなぁ、なんかぜんぜんサントリーライム許せるわぁ。
つーか、それは店の雰囲気のせいかもしれないな、ここ「立飲みコーナー大つか」ではサントリーライム許せるっていう。
そしてまた、こっそり使うんじゃなくカウンターに堂々とあからさまにサントリーライム、ってのが良いわ。
チェーン居酒屋とかでコソっと使ってると気にいらねぇなって思っちゃうのにね。
いやそもそも俺ってライムサワーとかを注文することも以前はなかったんだけどね、なんかね、東京の立ち飲み屋ではサワーとか飲もうかって気分になるのも不思議かも。
ところで、この店ではアテが200円均一なのね。
安いよね。
安いからたいしたものはないのかっていうと、けっこういろいろ品目があって、定番のほかホワイトボードには今日のオススメ的なものもあって充実してるな。
ホワイトボードからネギとろ注文。
これ安いのに、ちゃんとうまかったんだよ。
客はほぼ常連ばかりのようで、皆さん和やかに行儀良く立って飲んでる。
なんか居心地の良い、マイペースで寛げる空気だな。
たまたま混んでないタイミングだったのかな。
安くて、庶民感にあふれ、良い雰囲気の店だなぁ。
この店が閉店するのは残念だなぁと素直に思うが、まぁオープンするのも閉めるのも店の自由。
まして俺は他所から来た一見客、一度でも楽しめただけで良しとしないとね。
うん、良い時間を過ごせて、良かった。
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↓「食べログ」での店舗情報
立飲みコーナー大つか (立ち飲み居酒屋・バー / 大塚駅、大塚駅前駅、巣鴨新田駅)