じゃ、酒を飲もう。
夏の盛りの頃だったか、近くに新しく立ち飲み屋ができてたなと思い出し、そこへ。
「立呑み処 ちかっぱ」。
キャナルシティから上川端方面へ陸橋で向かって、階段降りたらすぐ辺り。
櫛田神社の裏の三角地帯の一角で、すごい目立つ好立地だよね。
店先で女の子が一人で店番をしていた。
初めて見かけたときは営業してなくて入れなかったが、今日は開いてるな。
一人立ち飲みデビューを促すメッセージもあって、立ち飲みビギナーに訴求してるんだな。
店内は狭く、敷地自体が変則台形みたいなカタチで、オープンエアーで立ち飲みオンリー。
足元はコンクリートの土間って感じで、好きだな。
サッポロラガーあるんじゃん、ってことでさっそく注文。
うーん中瓶500円、安くはねぇな。
アテがいろいろ、安いものがあるね。
ハムカツあるのか。
赤星を置いててハムカツがあって、というのは東京の立ち飲み屋なんかを意識してるのかなって思った。
でも、ホッピーは置いてないんだよ。
店の女の子に、ヒッピーないのって訊くとホッピーってなんですかとの返事。
なるほど女の子はあくまでアルイバトって感じで本人は酒なんか飲まない風であるので、まぁホッピー知らなくても不思議ではない。
が、店のコンセプト的にはどうなんだろね、詰めが甘い気がするよ。
ところでハムカツ注文してたんだよ。
注文を受けた女の子はインカムかなんかで外部にハムカツを要請してて、ブツが届くまでにホッピーのやりとりをしていたわけなんだ。
ハムカツを運んできたのは、近くの唐揚げ屋のニーチャンで、たぶんこちらの立ち飲み屋も唐揚げ屋が経営してるんだろうな、と推測できる。
そうであれば、ニーチャンはハムカツ届けに来た際に“いらしゃいませ〜”とか客に声かけするべきだったな。
そういうことがビジネスで大事なんだと思うが、無言だし顔もこちらに向けなかったなニーチャン。
ハムカツが届く頃には中瓶のビールは飲み干していたのでドリンク追加しよ。
角ハイボール安めだね、それで。
会計はキャッシュオン。
店内の二面の壁にテレビが掛かってて、それぞれ別のチャンネルが流れてて、それとは別にBGMも流れてて。
なんかまぁ、関東の立ち飲み屋リスペクト系なのか?って思わんでもないけど、関東の立ち飲み屋らしさを求めて行くとガッカリするかもね。
いやむしろ関東っぽさを目指さずに、立ち飲み文化の馴染みが薄い福岡で、独自のスタイルを確立していってくれたら、もしかしたらいいかも。
それにしても昼間ずっと通し営業にしてくんないかな。
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↓「食べログ」での店舗情報
立呑み処 ちかっぱ (立ち飲み居酒屋・バー / 祇園駅、中洲川端駅、呉服町駅)