博多駅の裏、合同庁舎の辺りに新しく飲み屋がオープンしてて、良さげで気になっているとの情報を友人から。
それは行ってみねばなるまい。
「酒処あかり」。
まだ開店を祝う胡蝶蘭が飾られていて新規開店の初々しさを感じる2017年3月27日オープンの居酒屋。
コンセプトとして“大衆酒場”を意識しているらしく、店先の暖簾や引き戸にそういう意匠が見て取れるね。
なにはともあれ、まずビール。
サッポロラガー、いわゆる赤星があると“ああ、わかってくれてるな“って気がするね。
フードメニューも、いい感じに酒のアテが揃っていて、うん酒場って感じがするよ。
そして嬉しいのが、ショーケースに一品が並んでいて現物を見て好きなものを選べるっていうの、このシステムが大衆酒場的で一膳飯屋っぽくて好きなのよね。
内装も雰囲気があるなぁ。
カウンターは木と、タイルがあしらってあるのが大衆酒場な感じがあるし、丸い木製の椅子もいいね。
品書きの黒い札が下がってるの雰囲気を増すね。
なにより、カウンターの一角でグツグツと大鍋で煮込みが湯気をあげているのが楽しい。
コンセプトは、きちんと消化されてるな。
正しく大衆酒場を目指していると素直に思うよ。
チーズのしょうゆ漬け、ちくわ磯辺揚げ、380円。
まぁまぁ手頃な価格で、そして量が多すぎず適度でよろしいですよ。
酒のアテって、どっさりあるとゲンナリするのよね。
ビールのあとは、最強ライムサワーってのを注文してみた。
ライムどっさり、これは嬉しい。
ライムって高いのにこんなに使っちゃって大変だなぁって思うよ、納得価格480円。
なかみおかわり250円、ライムどっさりがもったいないから、ついついおかわりしちゃう。
厚揚げおろしぶっかけ380円。
おしなべてアテは380円って印象だが、冷奴とか枝豆とか200円って低価格ラインもあるよ。
厚揚げにはポン酒を合わせたいなぁってことで。
喜多屋380円。
スタッフの若いお嬢さんが、目の前でなみなみ注いでくれて嬉しいのだよ。
そう、スタッフは若いお嬢さんが多いんだ。
華やかで嬉しいのだ……が、そこはオバサンでもいいんじゃないかなと思わんでもない大衆酒場的には……でもやっぱり若いお嬢さんが嬉しいかなぁ。
そうだな、店が長く続いて、お嬢さんがどんどん歳を重ねていってくれればいいのかな。
新店ピカピカなのも、経年でどんどん味わいを深めていってくれればいいかな。
長く続いてくれるといいな、と思う。
今のスタイルでね。
福岡って大衆酒場文化がとても薄いと感じているんで、この店は路線変更せず根付いて欲しいなと思う。
あ、欲を言えば開店時刻が早くなってくれたら最高d。あが、望み過ぎかな。
もう既に常連客を掴んでいるようで頼もしい。
俺もまた立ち寄りたい。
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