昭和レトロがコンセプトであるところの居酒屋。
「虔十」という屋号は“けんじゅう”と読む。
何度か利用しているが、俺にはなんだか不思議に“ひっかかり”がない。
それほど好きというわけではないが、嫌ってなんかはいないが、なんだか妙な立ち位置だ。
行こうと誘われれば応じるが、独りでフラっと立ち寄ることはない。
友達が飲んでいるということで、合流しようと向かった。
昭和レトロというのも作為的なものではあるなと開店当初は思ったが、たぶんもう10年くらい営業しているから、だいぶ風格めいたものも芽生えてきたようにも思う。
ホッピーがありキンミヤがあり煮込みがあり、正しく関東の酒場を意識しているなという姿勢を感じる。
友人と合流してハイボールを飲んだ。
煮込みはモツだから俺は苦手なので食ってない。
もう閉店に近い時間帯だったので長居もしていない。
今回もまた、なんだか“ひっかかり“がなく感じた。
だけど、そういう感じのまま、ずっと営業してくれていたら良いなとも思う。
↓「食べログ」での店舗情報
煮込み屋 虔十 (立ち飲み居酒屋・バー / 博多駅、祇園駅、呉服町駅)