そば・すし・うどん・丼「旬平 難波中店」大阪市浪速区難波中

この店の前を何度も通っていて、看板に大きく書かれた“そば・すし”と“うどん・丼”という文字に惹かれていた。
蕎麦と寿司、うどんと丼、もはやなんでもあるじゃんっていう勢いが良いなぁと感じていた。

旬平 難波中店旬平 難波中店

ただその店が開いているのを一度も見かけたことがなくって、もしや既に廃業してるのかなぁと思っていたが、たんに昼間にばかり店の前を通っていたから開いてるのを見てないだけだった。
夜に通りすがったら、普通に開いてた。

ただ、店の屋号がぜんぜんわかんない。
看板には前述の通り“そば・すし”そして“うどん・丼”と書いてあるだけ。
帰宅後にiPhoneで撮った画像を見返すが、わかんない。
店先の提灯には「魚や」とあるからそれが屋号かなと思ったが、それをキーワードにGoogleMapsでググったらどうやら「旬平 難波中店」であるようだと判った。
旬平 難波中店

と、前置きが長くなったが、けっこう長いこと気になっていたこの店に、ようやく立ち寄った。
看板のシンプルな飾りのなさ、ストレートな大雑把さから、古びた大衆食堂みたいなのを想像してたが、予想外にちょっと品の良い感じの海鮮居酒屋という印象だった。

旬平 難波中店

まずビール、キリンラガー瓶があって嬉しい。
タバコも喫える店で、有り難い。
ビールとともにお通しが出てきて、これが白身の魚をサッと焼いたもので、すこし濃いめの味付けで酒がすすむやつ。
この店は飲めるな、とビールのあとは日本酒にシフトしてゆっくりやろうと決める。

旬平 難波中店旬平 難波中店

何ページかあるメニューを眺めると、うん、ちゃんと“そば・すし・うどん・丼”がある。
他に本日のオススメ的な品書きもあり、造り、煮、焼きと、やっぱり海鮮がメインの店のようだね。

旬平 難波中店旬平 難波中店

平あじのお造りを注文、立派なものがきた。
これはいいなと熱燗を二合。
地酒もいろいろ揃うが、俺は安い熱燗(白鹿・二合680円)で十分に楽しめる。

俺が立ち寄った時点では空いていたが、どんどん客が訪れはじめた。
坊主頭の若いスタッフがキビキビと客を迎え、注文を受ける。
穏やかな印象の板前さんが、次々と注文をさばく。
厨房内はすごく忙しそうになったが、殺気だった空気などぜんぜん伝わってこないから、カウンター席の俺は心地よく飲んでいられた。

旬平 難波中店

細巻きで締めよう。
鉄キュー巻、うなキュー巻。
ここは細巻きのバリエーションが多く、かつどれも350円という嬉しさ。
忙しそうだから時間がかかるかなと細巻きの注文といっしょに熱燗おかわり、ちびちび飲みながら待とうと思ったが思ったよりすぐ細巻きは出てきた。

この店は良いなぁ、好きになったな。
また行きたいと思うんだけど、どうやら道頓堀にも店舗があって、そっちが本店みたいなのね。
そっちにも行ってみたいな。

この店に行ったのは2019年10月13日
↓「食べログ」での店舗情報

今日しかない 旬平 しゅんぺい 難波中店魚介・海鮮料理 / 難波駅(南海)JR難波駅なんば駅(大阪メトロ)