いつか立ち寄ってみらねばと思ってはいた「大ざわ キタ店」に、ようやく。
あるんだよ、と知ってはいたが“でもホワイティに「大ざわ」あったっけ?”と思っていた。
この度は強い意思で“今日こそ行くのだ”と決めて臨んだら、ああ、はいはい、ここか、と。
うん、無意識にスルーしてたんだ今まで、ここが「大ざわ」だと認識できずに。
だって、俺が好きな“昔ながらの大衆酒場”という感じでは、ぜんぜん無いもん。
好んでリピートしてるミナミ店とは、店構えがまったく違うのね。
それはそうと、なんだかメニューが多い気がする。
気がするだけじゃなくたぶん、ミナミよりラインナップ豊富だよねぇ。
店先のホワイトボードには“大ざわ自慢の小鍋”というアピールも。
小鍋、いいねぇ(この日は日本国内全国的にクソデカ寒波でクッソ寒かった)。
まずビール、キリンラガー瓶があって嬉しい……のだが。
なんか変な形の、大きいピルスナーグラスみたいなのが来た。
うーん、ストレートな形状で6オンスくらいのビアタンブラーだと嬉しいんだけどなぁ。
平たく言えば、小っちゃい普通のコップだと嬉しいんだけどなぁ。
灰皿はある、良し。
カウンター中心っつーかほぼカウンターしかないミナミと違い、キタはフロアにテーブル席が。
それゆえに、グループ客がわちゃわちゃ賑やかに飲み食いしてて、まぁぶっちゃけあんまり好きじゃない。
ミナミはなぁ、独りで飲んでる人生の先輩方が多くて、そっちのほうが馴染むなぁ。
だし巻き、ミナミでは何度か品切れを経験したが、こっちでは焼き立てが出てきた。
ミナミより厨房内に人が多く、それで料理の対応能力が高いのかなって気がした。
あと、カウンター内とフロアを仕切るお姉さん方が、きびきび元気。
ミナミでもお見かけしたお姉さんの顔もあり、やっぱローテーションで各店を回ってるのね。
寒いし惹かれた“大ざわ自慢の小鍋”、豚鍋をお願いしました。
あー、見るからに温まりそうなルックスで、ほくほくする550円。
豚肉は、生姜焼きに使うような大きさと厚さで、ぶりっとして柔らかくて美味しかった。
玉子が“かきたま”みたいになっちゃってんだけど、黄身の実体が保たれてたらもっと嬉しかったな。
とか言いつつ、ツユまで美味しい(酒のアテになる)鍋だったよ。
鍋には日本酒だよね、おかわりもしたね。
なんだかんだミナミと比べながらも、それなりに腰を落ち着けて飲んだな。
昼から飲める、タバコが喫えるってのはミナミと同じだね。
ただその2点は、ホワイティにおいて「大御所酒坊」でも満たされる。
そんで大御所のほうが圧倒的に“酒場感”がある。
だからやっぱりホワイティまで来たなら大御所一択だよなぁ、ってなっちゃうんだわ。
しかしそれでも“座れる”というアドバンテージはあるからね、大御所のあとで此処にってのはアリかも。
この店に立ち寄ったのは2023年01月25日
↓「食べログ」での店舗情報
居酒屋 大ざわ (居酒屋 / 梅田駅、大阪梅田駅(阪急)、大阪駅)