オムライスというものが好きなんだけど、特に昔ながらの食堂とか、中華屋さんのやつが好き。
食堂だと、天王寺「お食事処 すゑひろ」とか河内永和「みやこ食堂」とか。
中華屋さんだと、東三国「大養軒」、福岡市中央区港「珍萬21」のものが印象深い。
そういうオムライスが好きな同好の士が、Twitter(なにがXだよこの野郎)のフォロワーさんにいる。
そのフォロワーさんにおすすめされ、オムライス目当てに「松屋食堂」に行ってみた。
赤いテント、黄色い看板に黒文字、うん町中華の配色。
なんばパークス近くの垢抜けたエリアで、ここだけ昭和の庶民感。
好きだぜ。
おや、意外とカレー推しなのかな、そんなに中華寄りじゃないのかな、と店先のメニュー案内を見て思った。
目的のオムライスは、ふむ850円か、そう安くはないね。
オムライス、どっしりと登場。
一眼見た感想は、デカいね、というもの。
割ってみると、ブツ切りって感じの鶏肉がゴロゴロ入ってる。
これは、鶏肉を食らうオムライスだぜ、というマッシブさ。
玉子への火の入り方も俺の好み、ケチャップが鍋肌で焼かれた感じで味わいの深みを増してる。
ごはん茶碗何杯分かなぁというボリュームと相待って、かなりの食べ応えと満足度だ。
ごめん高くなかったわ850円。
あまりのオムライスの存在感に、しばらくスープの存在に気づかなかった。
味の濃いスープは、オムライスの箸休めとはならず、主張が強い。
なんかもうすべて全力です、みたいな推して参る食事であった。
カウンター内では若い兄やんが、楽しく雑談しながら仕事に励んでいた。
良い、そういうの良いよ、お客さんの前では無駄口を叩かず行儀良く、とか嫌いなんだよ。
雑談しながらやりゃいいじゃん、飲食に限らず接客業ってさぁ。
良いね。
次はカレー食いたい。
この店に立ち寄ったのは2024年03月27日
↓「食べログ」での店舗情報
松屋食堂 (ラーメン / 恵美須町駅、今宮戎駅、難波駅(南海))