あの豚まんを追体験「手作り豚まん専門店 龍福 駒川店」大阪市東住吉区駒川


大阪で豚まんといえば551HORAI蓬莱の牙城、という風潮がある。
だが「二見の豚まん」のほうが好きだという、熱烈な支持も少なくなかったようだ。
しかし、2024年03月31日をもって「二見の豚まん」は惜しまれつつ閉店した。



俺は「二見の豚まん」を食ったことがない。
だから最後に食ってみたいかもと、ちょっと思った。
が、今まで食ったことないくせに最後だから食いたいってのは、あさましい感情だなと思った。
そんなわけで俺は、「二見の豚まん」を知らないままだし、これから知る機会もないわけだ。



そんなこんなをTwitter(なにがXだよこの野郎)でつぶやいていたら、フォロワーさんが情報をくれた。
駒川に「二見の豚まん」で働いてた人がやってる豚まん屋さんがある、と。
さっそく行ってみた。









赤っつーか紅のテントが鮮烈な「手作り豚まん専門店 龍福 駒川店」。
店内は広く作業スペースがとられているようでイートインはできないようだ。
でも店先に椅子とテーブルがあるので、そこでいただける。









豚まんだけじゃないんだね、チャーシューまん、野菜まん、二色あんまん、いろいろあるんだ。
それどころか、点心もあれば中華惣菜もあるし、弁当も売ってるんだね。









豚まん180円、ほかほか。
まず割ってみたら、密度が高くみっちりした印象の餡。
餡ぎっしり、ではなく皮の比率が高めかな。
食ってみたら、甘くてジューシーで、これキャベツの甘さかな。
551HORAI蓬莱はガシッとしたうまさだという印象だが、こちらはふわっとしてるかもしれない。



おそらく「二見の豚まん」に、かなり近い味なのだろう。
ただ、前述のフォロワーさんの話しでは、二見のほうが餡と皮のバランスが良かったらしい。
とはいえ、もう食う機会が失われたものを、擬似的に体験できて良かった。



まぁ試しに豚まん食ってみよう、ぐらいのノリで1個だけ買ったが。
いろいろ買ってみれば良かったと思っている。
また、行ってみたい気がしている。





この店に立ち寄ったのは2024年03月29日
↓「食べログ」での店舗情報
龍福 本店肉まん / 針中野駅駒川中野駅今川駅