熊本県で酒を飲むのは何年ぶりだろうか。
もともと俺は熊本育ちだが、あまりにも酒場環境がプアなことに耐えきれず、エクソダスした。
それから何年になるだろう。
諸事情あって熊本に足を運んだので、じゃあまぁ飲もうか、と。
そんなわけで「大衆酒場 パーラーヒバリ」へ。
営業は11:30から、ランチ需要も見込んでのことだろうが、午前中から飲めるのは偉いぞ。
喫煙可能店のステッカーと、喫煙に関する貼り紙が2枚、喫えることを全面的にアナウンスして偉いぞ。
熊本市において、昼から飲めて喫えるってだけで、もうかなり偉い。
まずビール、サッポロラガー瓶があって嬉しい。
まぁ中瓶で600円だから安くはない……いや、そう感じるのは大阪の値段に慣れちゃってるからだな。
たぶん大阪以外では中瓶600円なんか普通なんだろう、たぶん。
ビールの背後にレモンサワーが写っているが、それは同時に注文したものだ。
この店では“せんべろ”を売りにしていて、まぁそれを頼むのもいいけど、まず瓶ビールを飲みたいのよ俺は。
もちろん“せんべろ”で頼める選択肢には瓶ビールは含まれないから、“せんべろ”とは別に瓶ビールを。
ところで、この店の“せんべろ”ってドリンク3杯が1,000円、それだけ、という内容なのね。
アテは含まれてないのね、と虚を突かれた思いがした。
一般的にドリンク何杯かとアテで1,000円ってのが“せんべろ”と認識していたのでね。
そんなわけでアテを別途注文、注力してるらしいシュウマイを。
これは、しっかり本格的に蒸篭で蒸してて、出てくるまでに時間がかかった。
それに見合った美味しさだったわけだが、入店即注文しておくべきアイテムだな。
シュウマイ提供時には瓶ビールも“せんべろ”相当の3杯も飲み干していたので、デュワーズハイボールを。
ことさらに強調されている“大衆酒場”というターム。
まぁ、そうね、そういう文化に乏しかった熊本だから、これが“大衆酒場”というのは押し出して良いだろう。
俺からしたら“ネオ大衆酒場”に過ぎないが、それでも熊本には存在してなかったから、あるだけ良い。
くれぐれも“昼から飲める”ことと“喫煙可”なことは堅持して欲しい。
頑張ってくれ「大衆酒場 パーラーヒバリ」。
この店に立ち寄ったのは2025年03月11日
↓「食べログ」での店舗情報
大衆酒場 パーラーヒバリ (居酒屋 / 辛島町駅、花畑町駅、西辛島町駅)