久しぶりに天五中崎通商店街に行ってみた。
一時期、中崎町の現場に通っていて(2020年の秋から年が明けての晩冬)、その頃はよく利用した商店街。
なんか良さげな店が新しくできてたりするかな、と久しぶりに行ってみたわけです。
新しい店じゃなく、むしろ長いことやってそうだけど存在を認知していなかった「竹乃膳」。
店構えが控えめ、地味で、今まで見落としてたんだろうな俺。
このときは路上の看板が視界に入って、店の存在に気がついた。
看板に書かれた品書きを見ると、メシが食えるし飲めるって感じ。
一品各種250円〜、お惣菜250円〜、これはリーズナブルに飲めそうだ。
店先には喫煙可能店ステッカーもあり、よしこれは寄ってみよう、と。
別の店で瓶ビールは飲んでいたから、日本酒からスタート。
清酒(一合)380円、いいね、チロリと小ちゃいぐい呑みってのも良い。
いちおうビールはどうなのかメニューで確認すると、キリンとサッポロがあるのは良いが中瓶なんだね。
じゃあ、この店では日本酒だな。
推定ご夫婦でやってらっしゃる、個人経営店の味わい。
このとき19時台だったが俺以外ノーゲストだったんだけど、そもそも開店が19時なのね。
そうか、だから俺は今までこの店に気づいてなかったのか。
中崎町で飲むときって、19時ごろには天満に流れていっちゃってたから。
日本酒のアテに、豚角煮580円也。
もっと安いものがあるのだが、豚の角煮が食いたい気分だった。
これはなかなか、ボリュームもあって適度に噛み応えも残りつつトロっとやわらかくもあり、酒が進んだ。
それにしても、メニュー豊富でいろいろあるなぁ。
食事メニューも死角なしってな布陣。
そして、おしなべて安い。
ラーメンを注文してみた。
そしたらこれが、澄んだスープで控えめだが塩味の効いた、具材のシンプルなラーメン。
すなわち、「揚子江」とか「小洞天」みたいな、俺が好きなタイプのやつ。
これは想定外だったので、嬉しい驚きだった。
おまけに460円なんだよ、このラーメン。
軽く感激した。
この店は、ぜひ再訪したい。
あれも食いたいそれも食いたい、が詰まってる。
なんで俺この店を知らなかったんだろう、俺の馬鹿、っていう穴場だ。
この店に立ち寄ったのは2023年12月20日
↓「食べログ」での店舗情報
竹乃膳 (居酒屋 / 中崎町駅、天神橋筋六丁目駅、天満駅)