道具屋筋で厨房器具や食器を眺めて楽しんでから、立ち食いうどんの「松屋」に立ち寄った。
なにしろ、安いよねぇ。
うどん180円。
大阪には安い店が多くて、なんなら萩之茶屋とかではもっと反則的に安い店もあるかもしれないが、難波で180円って十分にすごく安いでしょう。
(ちなみに以前は160円だったような記憶もあるが、どうだったろう……)
ま、180円で食えるのは素うどんなわけだが、他にはどんなものが食えるのか券売機で確認。
親子丼290円だって……ビックリするわ!
うどん180円は、へぇ〜安いなぁ(ニッコリ)って感じで受け止められるが、親子丼290円って驚いて狼狽えるほどに安くないか?
あ、“ハイカラ”あるじゃん。
いいね、それにしよう。
その呼び方、それがどういうものかは知識として知ってはいるが、実店舗で字面として“ハイカラ”を目にしたのはたぶんこれが初めてだ。
こちらが、ハイカラうどんです。
初めてのハイカラだという喜びもあって、とても美味しくいただきました。
大阪以外では、たぬきうどん、そう呼ばれるものですね。
ハイカラじゃなく、たぬき……そう認識すると途端に非日常から日常に連れ戻されるのでハイカラの喜びが薄れぬうちに素早く食うのだ。
このハイカラうどん、かけうどんと同額の180円だから天かすはタダって計算になるね。
太っ腹だね。
でも、福岡で愛されている「ウエスト」でも天かすタダ、かけ放題。
この点は「ウエスト」のほうが嬉しいね。
厨房内には揚げおきのカツや天ぷらがスタンバイしていて、とても惹かれる。
あれをアテに酒を飲みたいな、カツにはビール、かき揚げでポン酒、と。
でも、サッと入ってサッと食ってサッっと出るっていう立ち食いうどんの店だ、ちんたら飲んではいられないね。
これもまた良い記憶になって、大阪に来たらうどん食いたいって気分を呼び覚ますんだろうなぁ。
↓「食べログ」での店舗情報
松屋 (うどん / 難波駅(南海)、近鉄日本橋駅、日本橋駅)